荒神の瀬戸の急な斜面は見事なマダケ林だ。
ちょうど食べごろのタケノコがたくさん出ている。
竹を切るのは大変だがタケノコは簡単に折れる。
5月に開いたときは孟宗竹のタケノコを素材にした。
6月にまたタケノコを素材にできるとは思ってもなかった。
荒神の瀬戸より急斜面に群生する竹林をながめていると迫りくる軍団に見えた。
今イランでは戦争で大勢の人が亡くなっている。
能島にお城があったころ、ここ荒神の瀬戸付近では多くの戦いがあっただろう。
そのころの戦場では敵将の首を入れる袋があったそうだ。
日本でも生首を入れた袋を腰につるして戦った時代があったのだ。
生首に見立ててつるしているのはタケノコ、ズッキニー、ニンジン、バナナの皮、ツワブキ。
平和なものだ。
タケノコとツワブキは宿へのお土産、でニンジンやズッキーニーは家へのお土産。
バナナの皮はもちろん食べた後。
それにしても急斜面での制作で帰ってきて足の筋がいたくなった。
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