台風11号が2日がかりで去って行ったが台風一過とは思えない天気。
暑さもほどほど。
34度もあると制作はつらいが30度ぐらいだと何とかできる。
第31回野草(イエツァオ)展に向けての作品で第二次木津川の戦いにテーマを絞って素材も決めたものの何からとりかかればいいのかわからない。
素材をつないでいく用途も兼ねられると選んだスキーバッグを解いて手に入れた取っ手にも使われていたしっかりした作りのベルトをそのまんま使うつもりはないので何とかしようと思い立った。
ちょうど裏地として使われていた薄いナイロン製の布があったので1センチほどに裂きベルトに表情をつけた。
右側の2本が元のベルト。
硬くてしっかりした生地のでな目打ちで穴をあけながらの作業になった。
出来上がった時点で次の素材をどうしていくか思いついた。
なにもないところからの創作なのでとにかくあきらめないで今できることをしていくと少しずつ形になっていく。
楽な作業ではないが好きなことなので今までその方法でやってきた。
今日新聞の対談記事を読んでいて驚いた。
女性のカーレーサーが”その日のできる限りをコツコツやり続けていく。目標は必ず達成できます”と言っている。
何にも知らないカーレースの世界だけれど創作の世界とは違うと思っていたが心構えは同じようだ。
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