文京暮らしをしていたころも夏の帰省中一度は泳ぎに行っていた余木崎海水浴場へ金生町暮らしを初めても同じ時期に行くのが恒例になっている。
以前よりは目的がふえているので何点かの条件ができた。
海水浴場が閉鎖された以後で夕方が大潮の日。
昨日がその日だったが出発予定の4時になる少し前よりまた雨が降り始めた。
海に入れば濡れるものの行く前に濡れるのは嫌だ。
干潮は5時過ぎなので4:30分までに上がれば出かけつもりにしていたらそのころ小降りになった。
思った通り海水浴場には人がいない。
誰もいないのも不安だが今回はブルドーザーが防波堤を作っている。
この人たちも海水浴場が閉鎖になった大潮の日を選んだと思うと目的は違うにしても心強い。
私は新しく作っている防波堤の向かいの防波堤に付くクマノミガイ採集が目的だ。
クマノミガイは少し深い水域に生息しているので大潮の干潮時期だと岩にくっ付いているのが簡単に採れるしクマノミガイを入れた袋を持って岸に泳ぎ着くのも簡単だ。
一時間ほどかけて採ったクマノミガイ。
6時になってもブルドーザーは動いていた。
まだ明るいので私も味噌汁の出汁にすればおいしいカメノテを採って帰った。
海でも山でも採集物を持ち帰った後が忙しい。
クマノミガイは塩ゆでして身をとりだして干し保存食にする。
今回は少し乾いた時点で酢につけるのも作ってみた。
和え物などに使ってみたい。
クマノミガイ採集が終わると夏も終わった気分になる。
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