野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

低塩醤油で

2014-08-29 22:23:31 | 日記・エッセイ・コラム

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今日も数時間雨が降った。

毎日少しの時間は雨が降る毎日だ。

強い日差しをほとんど感じないまんま夏が行ってしまうようで物足りない。

昨日もバイクで出かけるつもりで5時に起きたが雨だった。

さほど遠くない場所なので8時までに上がれば行こうと思っていたがやまない。

家にいれば第31回野草(イエツァオ)展の準備ですることが山ほどある。

10時ごろ小雨になった。

明日も明後日も雨が降る確率が高いのに行きたい場所で開かれている展覧会は31日までだ。

今制作中の作品も行き詰っている。

11時ごろ小雨になったので天気は回復すると決めて11時過ぎ出発した。

目的地は坂出にある鎌田醤油資料館で開かれている”醤油絵展”と丸亀の猪熊弦一郎現代美術館で開かれている”拡張するファッション展”。

文京区で花の店野草(イエツァオ)を営んでいたころ友達より香川県に醤油屋の知り合いがいる話を聞きそこの製品のかわいらしい紙パック入り低塩醤油をいただいたことがあった。

もしかしてとネットで調べるとその製品があった。

思わぬつながりにうれしくなりどうしても行きたくなったので近くにあるらしい四谷シモン人形館も行こうと思いたったがそこも鎌田醤油の旧邸を使っての美術館のようだ。

昭和初めの建物にも興味がある。

電話をすると本通り商店街にあると聞いたので近くまで来たようなので自転車に乗っている男性に聞くと走り出した。

連れて行ってくれるようだ。

途中鎌田共済会郷土博物館、香風園と立ち寄りたい場所があり後でわかったがすべて鎌田醤油関係だった。

まずは四谷シモン人形館へ。

通常は22 体展示されているが今は貸し出し中で7体の展示だったが建物の空間を面白く使った展示はよかったし置かれている調度品、建物に使われている素材も見応えがありそれらがよく見えるための人形展示のようにも感じた。

醤油で絵をかくことは面白いが醤油絵事態はさほどでなかったが醤油資料館の古い建物を見られてよかった。

鎌田共済会郷土博物館では今年重要文化財に指定された久米通賢資料展を見、香風園で休み江戸時代より続いている鎌田醤油の底力を感じた。

それぞれの展示場は撮影ができたのにカメラを持ってくるのを忘れ写せなかったのが残念だった。

直売所で来るきっかけを作ってくれた低塩醤油なぞを買って丸亀に向かった。

猪熊弦一郎現代美術館は私にとってはとてもありがたい存在だ。

今首が出て手が出れば服との思いでブラウス類を作っているが今回の展示会でもヒントになる作品はあったし猪熊弦一郎の常設作品展の中にもものつくりの心構えのヒントはあった。

かなり広い場所で直径1・5メートルほどのリネン地をパッチワークしたのが数枚置かれているコーナーがあった。

聞いてみるとカーペットでニユーヨークでそれを敷いてレストランを開き代金は物で済ませたと教えてくれた。

”物だと電気代なんかはどうして払うんですかと”と聞くと昼間外で開いたそうだ。

いろんなコーナーがあったが古着を素材にしたものが多かった。

帰ったのは6;30分。

ありがたいことに天候は回復して濡れないで帰れた。

 (写真はクリックすると大きくなります)

コメント
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