虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

1歳後半~2歳ちょうど 子どもを伸ばす活動 1

2010-09-21 17:32:00 | 0~2歳児のレッスン ベビーの発達
今日は1歳後半の男の子と2歳ちょうどの女の子のレッスンでした。
2歳になったばかりの☆ちゃん、モンテッソーリのプレにときどき
通うもののお家で同じような遊びをセットしてもあまり乗ってこないという
ことでした。

そこで遊び方を観察したところ、
2歳児というより、3歳前半~3歳半ばの子のような遊び方を
しています。
ままごと道具をお母さんがするように一通りまねして扱って、
ごっこ遊び。

工作では、
はさみで切る
テープを自分で切ってから貼る
紙を丸める
簡単な手順を真似て作る
自分のしていることを、説明したり、これからしたいことを説明する

といったことをちゃきちゃきしています。
1歳くらいから、かなりのいたずらさんで、
好きに探索活動をしてきた子ですから、
2歳前後の子のシール貼りや、はさみで1回だけ切る
といった作業は、勝手に自分で堪能していたようなのです。

そこで、モンテッソーリの手仕事のうちから
作業のひとつを選ぶのではなくて、
この子のしている作業を少しだけ難しく、魅力あるものにする工夫を
しました。

テープを切って、ぺたりと貼るのが好きですから、
スパンコールを与えて、
1つスパンコールを選んで、それをペタリと貼る仕事。

これは大喜び。

また、10までの数を意識させる
動物を箱に入れていく作業にも熱中していました。
欠損(10に足りない部分)に気づくのも時間の問題という感じです。

赤、青、黄色のボールを分けるゲームは
易しかったようなので、

少し遠くから投げ入れる
「2個ずつ入れる」といったしじを増やすなどすると
楽しめそうでした。

動物の絵カードでカルタ遊びをすると
大喜び。
生徒役だけでなく、1歳後半のお友だちに問題を出す役をして
喜んでいました。

☆ちゃんの、
お母さんは、子どもの行動に、どうしてもしつけなくてはいけない場面以外
口出ししていません。
それで、☆ちゃんは自由に自分の持てる力全てを使って
伸びているようです。
子どものエネルギーは最初からセーブさせず、
十分、自由に出させてから、成長するにしたがって、
少しずつ、しつけていくことが大事だと思っています。


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1 コメント

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コメントありがとうございました^^ (ひなママ(ヒュ~ママ))
2010-09-21 23:34:22
自分のブログで一応リコメはしておきましたが、お忙しい奈緒美先生なので・・・ここにも記載しておきます(*^_^*)
何でも載せちゃって下さい^^
ひなのも喜ぶと思います
ひなのの空想遊び、ごっこ遊びにさらに拍車がかかると嬉しいです♪

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