虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

ゲームに夢中になったあとで、急にできるようになっていること

2016-11-20 17:57:37 | 通常レッスン

子どもがボードゲームやカードゲームに夢中になったあとで、それまでできなかったことが、急にできるようになる姿をよくみかけます。

今年のユースでも、モノポリーやラミィキューブに熱中していたと思ったら、算数がとても得意になっていたという報告をいただいています。

 

小学1年生のAちゃん、Bちゃん、2年生のCちゃん、Dちゃんのレッスンでのこと。

最近、ブロックスというゲームにはまっているCちゃんが、面積や体積の学習で、線や面を読み取るのがとても上手になっているのに驚きました。

 

写真は、ブロックスを使ってゲームをしながら面積を学んでいるところです。

 

石の体積を求める問題を出すと、みんなで協力して答えをだすことができました。

石を投入した後、水面が3mmしか上がらなかったので、

底面積はmmになおして計算しました。

 

工作タイム。4人とも、違うものを作りたがりました。

 

Dちゃんのミニカー用道路マップ。2歳の弟へのプレゼントだそうです。

 

これまで何度か弟へのプレゼントを作った結果、コンパスを使うのが上手になってきました。

カーブする道路は、90度の扇形をかいて作ります。

 

Aちゃんの作ったレーシング場。

 車のレースがさせたいというAちゃんとどんな力を使ってレースをさせるか話しあいました。

候補は、ゴムの力、磁石の力、風の力、ビー玉の転がる力です。

最終的に風の力を利用してレースさせることにして大成功。

レース場を疾走するカーレースを見ることができました。

 

Cちゃんは石田三成の衣装(紙で作る予定)をかける豪華絢爛ハンガー。

Cちゃんは真田丸の大ファンです。

 

Bちゃんは地下迷路のような遺跡を作りました。

Bちゃんはこれまで化粧道具やドレッサー、財布などを作ってきました。

今回、Bちゃんが遺跡の図鑑んを見て、目を輝かせて、「きれい!作りたい!」と言うのを聞いて、興味の広がりを感じました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。