虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

0~3歳児のやりたがる遊びは 一番子どもを伸ばしてくれること

2008-02-10 22:17:26 | 0~2歳児のレッスン ベビーの発達
今日は 姫路からなのたんが親子レッスンに来てくれました。
なのたんは はじめ 小さなショッピングカートが気に入って
果物や野菜のおもちゃを入れて 
いつまでも押して遊んでいました。
こうした遊びは 見たところ
お買い物の際 ショッピングカートをよく
見るからこんなにも気に入ってるんだなぁ~とも思えます。

でも 0~3歳の子が何かを気に入って
しつこいほどに遊ぶときは
ただ好きだからというだけではありません。

必ずその子の「発達の課題」が隠れています。

つまり 今 その子の知能の何が発達しようとしているのか
伸びようとしているのは何か
が わかります。
知能の発達のカギが隠れているんですね。

なのたんは
1歳も後半に差しかかるので 
「歩く」ことが自由にスムーズにできます。
それで次の段階の
手で何かのバランスを取りながら 歩く(移動する)
ということに 強く興味を惹かれるのだと思います。

なのたんは 汽車のおもちゃをレールに乗せて
移動させることにも
とても熱心でした。
レールからはずれないように 汽車を倒さないように
必死で汽車遊びをしていました。

なのたんが 今 
手の動きと身体の動きの
バランスを取ることを課題としていることは
このように いろいろな場面でわかりました。

ままごと中
トングを渡すと
飽きることなくトングで何かをつかんでは
「はい」と渡してくれました。

こうした子どもの 「今の発達課題」に気づいたら
そうした遊びを思う存分させてあげると
知能が見違えるようにアップするようです

なのたんは また 
今日のレッスンで
試行錯誤する…という遊び方を
よくしていました。
本来のおもちゃの遊び方ではない
いろいろな方法を試そうとしていたのです。
「試行錯誤力」は理科や数学に欠かせない能力です。
電池で動くものではない
自分の手でいろいろ試せるおもちゃを与えることで
この力は
伸びていきます♪


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございました。 (なのたんぱぱ)
2008-02-11 00:34:37
今日は大変な時と知らずに予約を入れてしまい、そして息子さんの出来も気になるところ熱心に見てくださってありがとうございます。
「発達の課題」僕にはあまりハッキリ見えないものなんですが先生にはかなりクリアに見えてるんですね。
もっとなのたんを観察しなければと思いました。

レールと汽車は出来るだけ早く買いにいこうと思います。
返信する
Unknown (3匹のハハ)
2008-02-11 01:02:41
次女は、何か手に持つと、
音を出して、喜んだり、
不思議そうにしてます。
皿をテーブルにぶつけたり、
窓におもちゃをがちがちぶつけてみたり。
それも「発達課題」
に添った遊びなんでしょうね。
ただ、何の課題なのかよく分かっていませんが。
(手の動きと耳?)
そうやって、この子は何を考えているんだろう、
何が今の発達課題なんだろうと想像すると、
毎日の子育てが楽しくなりそうです。

息子さん受験お疲れ様でした!
返信する
なるほど^^ (金太郎GDX)
2008-02-11 01:35:18
子供は、単純に遊んでいるように見えて、実は分析してみると、色々な能力発達に関係しているのですね~♪
やっぱり、子供は遊んで育っていくのですね(ノ´∀`*)
返信する

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