夏休みの電子工作講座2日目が無事終わりました。
↑ の写真は小1のAくんの線路です。
実は小3のBくんが、「長い線路が描きたいから大きい紙はないの?」と
たずねたので、布団が包んであった巨大な紙を細長く切ってあげたところ、
あまりの長さに恐れをなして、「やっぱり……いらない」と言いだしたのです。
すると、隣にいたAくんが「ぼくはほしい!短くしないで!そのまま長い線路を
描きたい」と引き受けました。
そして、黙々とがんばってこの大作を仕上げていました。
線路の途中にある信号機のところでパンタグラフが、
それに触れるとブザーが鳴るしかけが完成。
一方、長いサイズの線路をあきらめたAくんは段ボールで折りたたみ式の線路と
駅を作りました。
パンタグラフに鳥がぶつかると、事故を感知してブザーが鳴るしかけ。
立体駐車場を作った小1のCくん。
車用エレベーターが上の階の駐車スペースに着くとブザーが鳴るようにしました。
小1のDくんの『カードを認証する機械』です。
裏面にアルミ箔を貼ったカードをタッチさせると、ブザーが鳴ります。
小1のEくんの『マンションのエレベーター』。3階に着くとブザーが鳴ります。
小1のEくんの『玉入れゲーム』。
アルミ箔で包んだビー玉を投入口から
落としていくと、いくつか入れたところでブザーが鳴ります。
しかけは、電池のプラス側につないである針金とマイナス側につないである針金が
、写真のように少し離れた状態で設置してあることです。
玉が増えると、接触している玉のアルミ箔を通って通電し、ブザーが鳴ります。
電流のしくみを誰よりもよく理解していた小3のFくんの
『いろいろ遊べるゲーム』。
紙コップに刺してある針金は床面のアルミ箔に触れるように作っています。
ワニクリップをつなぎ変えていろいろ遊べます。
(長い線路に挑戦した小1です。)
息子は早起きと遠出、雨天で愚痴っぽくなっていましたが、入室するなり元気になり目が輝き始めていたので、
本当に虹色教室には子どもに与えたい環境や魅力が溢れているんだと再確認しました。
同じ“工作”でも、一工夫が用意されていて、それでいて余計な口出しはなく、
子どもが『僕がこれを考えたんだ!』というような妙な肯定感が持てる接し方をしていただけたようで、帰りもずっと満足気になっていました。
電子工作というととてつもなくレベルの高いものをイメージしがちですが、
私達でも取り組みやすい今回のようなレベルのもので色々楽しませてあげようと思います。
おそらく思考型が強い息子ですから、
先生のおっしゃるように大器晩成型だと思いながら3,4年生頃(もっと遅いかも?!)の成長を楽しみにしておきます。
こういった私達の心の余裕も、
やはり何度かワークショップなどに参加させていただいた時のアドバイスが大きいなというところがあります。
私達夫婦自体は目に見えて分かりやすい結果を求める傾向があるタイプ(かなり内向感情型)ですが、
お陰様で、ぐっと我慢して長~い目で見るということを覚えました(笑)
もちろん今回も東京から遥々伺った甲斐がありました!
大阪の情勢のために(?)ユースホテルは厳しそうですが、
またいつか機会があれば参加できれば良いなと心底思っております。
本当にありがとうございました。
※今日ちらっとお話されましたが、以前のニックネームに飽きていたので今回変えておりました。