虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

環境と遊びだけでは、勉強という意味での学力がつくのでしょうか? 1

2009-04-27 19:50:21 | 通常レッスン
前回の☆くんとアナウンス用のマイクを作りました。
紙コップの底に10円玉くらいの穴をあけます。
アルミ箔でおおって、テープでとめるとできあがり。自分の声が電車のアナウンスの声に変わります。


かしこいのは幼児の間だけ…というアドバイスという記事に次のようなコメントをいただきました。


正しい生活習慣や道徳教育、豊富な自然環境、
内側からの衝動による主体的な遊びをたっぷり…
などだけで、勉強という意味での学力がつくかというとそうでもないような気がするのですが、
どうでしょうか?

最近その様な事を考えていて、先生の少し前の記事
2、3歳児の遊びを知的な学びの世界につなげるには。
というような事がとても重要なポイントなのではないかな、と感じています。



とても大切な指摘だと思います。

うちの子の小学生時代、子育て環境をナチュラルで良いものにしよう~と
がんばっている方々と、
よく交流していました。いくつかの親子のサークルにも参加していました。
いっしょにキャンプに行ったり、
子どもたちに演劇を見せたり、泥んこ遊びや手芸や料理をしました。

確かに、そうした活動は子どもたちをたくましくも
自発的も利発にもしているようでした。

けれど私は何か物足りませんでした。
イベントの合間に、子どもたちがずらりと並んでマンガを読んでいる姿にも
少し引っかかりました。

何が物足りなかったのでしょう…?
子どもたちのエネルギーがいつも分散してしまって、
知的なものや、自分自身を向上させていく方向に
つながっているように見えなかったのです。

参加している子どもたちはそれぞれ塾や習い事にも通っていました。そうして豊かな体験もして…それでも、ひとつひとつのイベントが、あ~面白かった~で終わっていくのはなぜなんだろう?
と感じていました。

次回に続きます。





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