
今日は埼玉から1歳8ヶ月の☆くんとお母さんが遊びに来てくれました。
遠方からわざわざいらしてもらったのに
接し方へのご注意がばかりで、
つらい思いをされたのではないでしょうか…
☆くんは利発そうな顔だちの笑顔がかわいい男の子です。
虹色教室でレジのおもちゃを触りだしたのですが、
ボタンを数回押したところで「ママ~!」と呼んで
開けてもらおうと半泣きになりました。
私がレジのボタンを押して見せるものの
「ママ~!」とお母さんがしてくれるまで大泣きで呼び続けています。
他のおもちゃも少し触っていて思い通りにならないと
「ママー!」と言いながら泣いています。
☆くんはおもちゃがうまく扱えないときに、
ひっくり返してみたり
たたいてみたりせずに
「ママ~」とお母さんを呼んですぐさま問題を解決してくれるのを
待っています。
もちろん1歳8ヶ月ですから
なんでも正しくできなくて当たり前です。
けれどもうまくいかないときに、とバンバンたたいたり、
覗き込んだり、動かしてみたりすることもせず
「ママー」と呼んでいて、
すぐさまお母さんが手助けしている様子を見ると、
少し接し方を変える必要があると感じました。
☆くんは、いたずらをする前からすぐに泣いては
お母さんに何とかしてもらおうとしていました。
☆くんのお母さんは「~してごらん」と言葉では指示をあげますが、
実際、手でやって見せて、
☆くんが(お母さんがするのをじっと
見ていてまねっこしたらできるようになるんだ~)と気づくような
チャンスを与えていません。
見て学習する経験がないまま、
言葉で言われてわからない場合は、お母さんがしてくれるので、すっかり「ママ~」が癖になっているのです。
けれども能力自体は低い子ではなさそうです。
「しっかりした目元をしていますし、表情も豊かな子ですから、
とてもかしこい子だと思いますよ。
つい手を出したり、口を出したくなるのを5回のうち1回くらいまで控えてみてはいかがでしょう?」
とお話し、お母さんが「これしたら~」「こうしたら~」と☆くんの
行動にひとつひとつ一言そえるのを数分控えていたら、
それまで泣いてばかりだった☆くんが、
教室の椅子を自分で運び出し、
一きゃくずつ並べだしました。
元に戻すことできます。
これはかなり器用で、力を上手にコントロールできている証拠なので、
☆くんの潜在能力の高さがうかがえました。
自発的に動き、困っても「ママ~」はありませんでした。
目が輝き、表情に達成感が浮かんでいます。
☆くんは言葉がゆっくりさんです。
それで、☆くんのどの言葉が発音できていて
どの言葉が発音できていないかをチェックしてみました。
☆くんのお母さんの話では
ディズニーの英語のDVDが大好きらしく
よくムニャムニャ…語で歌っているそうです。
そうした能力を伸ばしてあげたい…ともおっしゃっていました。
私が見たところ、言葉が出始める今の時期(日本語の語彙数が増えて、2語文が自由に話せるようになるくらいまで)は
いったん英語のDVDを消して、
言葉でコミュニケーションを取ることを大切にしていった方がいい…と
お話しました。
というのも、早期教育は次のような困ったことも生むからです。
早期教育をしている子の中に、さまざまなできることが多いわりに
絵を描く能力がとても幼い子がいます。
顔を描いたり、手足のついた人を書いたりする月齢が
とても遅いのです。
私は、描けなくても3歳で私が作った工作作品を「ほしい!ちょうだい!」と、
まず絵や作品に興味さえあれば、
OKと思っています。
心配なのは、自分という中心がなく、実際描けないにしても、
描きたいという意欲や、描きたいというイメージが育っていない
場合です。
絵ではなく言葉でも、2歳近い子が、お母さんと言葉でコミュニケーション
を取りたいという意志さえ見えたら、
しゃべれなくてもOKです。
しかし
テレビコマーシャルや英語のDVDの真似などが多く
しゃべる意欲が薄い場合、テレビは消して
字をよむことや英語といったオプションではなく、
その子の個としての中心が育つように気をつけていった方が
よいように感じました、
そんないくつかの注意点をお伝えしたレッスンでしたが、
遠方から来ていただき本当にありがとうございます。
☆くんの成長は、実際にはあまり心配な点はありません。
利発で心の発達もしっかりしているお子さんです。
ひとりめちゃんですから、甘えっ子はどこもいっしょです。
そのとき、そのとき気になることがあるときに、ちょっと方向転換さえしていけば、
すくすくと元気な賢い子に育っていくはずです。

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遠方からわざわざいらしてもらったのに
接し方へのご注意がばかりで、
つらい思いをされたのではないでしょうか…

☆くんは利発そうな顔だちの笑顔がかわいい男の子です。
虹色教室でレジのおもちゃを触りだしたのですが、
ボタンを数回押したところで「ママ~!」と呼んで
開けてもらおうと半泣きになりました。
私がレジのボタンを押して見せるものの
「ママ~!」とお母さんがしてくれるまで大泣きで呼び続けています。
他のおもちゃも少し触っていて思い通りにならないと
「ママー!」と言いながら泣いています。
☆くんはおもちゃがうまく扱えないときに、
ひっくり返してみたり
たたいてみたりせずに
「ママ~」とお母さんを呼んですぐさま問題を解決してくれるのを
待っています。
もちろん1歳8ヶ月ですから
なんでも正しくできなくて当たり前です。
けれどもうまくいかないときに、とバンバンたたいたり、
覗き込んだり、動かしてみたりすることもせず
「ママー」と呼んでいて、
すぐさまお母さんが手助けしている様子を見ると、
少し接し方を変える必要があると感じました。
☆くんは、いたずらをする前からすぐに泣いては
お母さんに何とかしてもらおうとしていました。
☆くんのお母さんは「~してごらん」と言葉では指示をあげますが、
実際、手でやって見せて、
☆くんが(お母さんがするのをじっと
見ていてまねっこしたらできるようになるんだ~)と気づくような
チャンスを与えていません。
見て学習する経験がないまま、
言葉で言われてわからない場合は、お母さんがしてくれるので、すっかり「ママ~」が癖になっているのです。
けれども能力自体は低い子ではなさそうです。
「しっかりした目元をしていますし、表情も豊かな子ですから、
とてもかしこい子だと思いますよ。
つい手を出したり、口を出したくなるのを5回のうち1回くらいまで控えてみてはいかがでしょう?」
とお話し、お母さんが「これしたら~」「こうしたら~」と☆くんの
行動にひとつひとつ一言そえるのを数分控えていたら、
それまで泣いてばかりだった☆くんが、
教室の椅子を自分で運び出し、
一きゃくずつ並べだしました。
元に戻すことできます。
これはかなり器用で、力を上手にコントロールできている証拠なので、
☆くんの潜在能力の高さがうかがえました。
自発的に動き、困っても「ママ~」はありませんでした。
目が輝き、表情に達成感が浮かんでいます。
☆くんは言葉がゆっくりさんです。
それで、☆くんのどの言葉が発音できていて
どの言葉が発音できていないかをチェックしてみました。
☆くんのお母さんの話では
ディズニーの英語のDVDが大好きらしく
よくムニャムニャ…語で歌っているそうです。
そうした能力を伸ばしてあげたい…ともおっしゃっていました。
私が見たところ、言葉が出始める今の時期(日本語の語彙数が増えて、2語文が自由に話せるようになるくらいまで)は
いったん英語のDVDを消して、
言葉でコミュニケーションを取ることを大切にしていった方がいい…と
お話しました。
というのも、早期教育は次のような困ったことも生むからです。
早期教育をしている子の中に、さまざまなできることが多いわりに
絵を描く能力がとても幼い子がいます。
顔を描いたり、手足のついた人を書いたりする月齢が
とても遅いのです。
私は、描けなくても3歳で私が作った工作作品を「ほしい!ちょうだい!」と、
まず絵や作品に興味さえあれば、
OKと思っています。
心配なのは、自分という中心がなく、実際描けないにしても、
描きたいという意欲や、描きたいというイメージが育っていない
場合です。
絵ではなく言葉でも、2歳近い子が、お母さんと言葉でコミュニケーション
を取りたいという意志さえ見えたら、
しゃべれなくてもOKです。
しかし
テレビコマーシャルや英語のDVDの真似などが多く
しゃべる意欲が薄い場合、テレビは消して
字をよむことや英語といったオプションではなく、
その子の個としての中心が育つように気をつけていった方が
よいように感じました、
そんないくつかの注意点をお伝えしたレッスンでしたが、
遠方から来ていただき本当にありがとうございます。
☆くんの成長は、実際にはあまり心配な点はありません。
利発で心の発達もしっかりしているお子さんです。
ひとりめちゃんですから、甘えっ子はどこもいっしょです。
そのとき、そのとき気になることがあるときに、ちょっと方向転換さえしていけば、
すくすくと元気な賢い子に育っていくはずです。

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うちの次女もよく他人を頼ります。
パパママが相手しないときは、長女を頼ります。
考えるチャンスは少ないですね。
他の成長箇所が目覚ましい時期なので、忘れがち。ついつい「考えるチャンス」を整えていないことに気付きました。
心します。
自分でやらせるようにしています。
できたら、ほめてやります。
でも、下の子は上の子を頼ったりしてますね。
下の子は甘えん坊になるのかな?
ところで、4歳半になる娘がいます、が、
私もついつい口や手出しをしてしまっていました。
最近は気をつけていますが。
その娘は、できないと短気をおこして、今までしていたものでもわざと壊したりしてしまいます。
こういう時は、どう対応したらいいのでしょうか。
それから絵をかくことにあまり興味がないのが気になっているところでした。
お手紙など、字はすごく興味があり書いているようです。
最近は、一緒に絵日記を書くことにしていますが、
最初は絵も少しかいていましが、今では絵なしのただの日記です。色塗りもほとんど興味ないです。
でも無理矢理ではいけないかなと思い何もいわずにいます。どうしたらいいかなぁと模索中です。
花粉症がひどくて、親の私の方が少し
ぼぉーっとしてしまい、申し訳ございませんでした。
その上、帰る途中から息子が具合を悪くしてしまい、
PCを開けずにおりました。
ディズニーは大好きなので全く封印だと
かわいそうなので、見せる量を減らして
童謡を歌ったり、話かけたりしていきたいと
思います。
最後に伺うのを忘れてしまったのですが、
息子は何型になるのかお時間が取れる時に
ご連絡いただけると助かります。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
特にあれこれお世話を多くしていると、その子の個としての部分が弱まって、見えにくくなります。それで、今の見立ては今後変わるかもしれません。
今見たところは、感覚的な作業に夢中になったり、親の仕事をつぶさに観察して再現するようなところがないので、感覚型の子ではなく、ハッとひらめいて衝動的に何かすることも少なかったので直感型の子でもなく、思考型の子の頭のなかの考えをためて難しい顔をしているような場面もなかったので、内向感情型の子である可能性が一番大きいと思います。ニコニコと笑顔がかわいく、上手に甘えていて、新しいことは少し苦手。そういった雰囲気は内向感情型の幼児の多くが持っている雰囲気です。音楽が好きでゆったりした活動の仕方からすると内向感情型の感覚寄りの子のように見えました。しかし、大人が手助けを減らすと本来の自分らしさが表に出でてくるので、今後まったく別の一面が育っていく可能性があります。