小学2年生の子たちのレッスンで、「創造性があると、どんな時も2倍楽しくなるな」
と感じた出来事を紹介します。
2年生のA君、Bくん、Cくんの3人とポケモンのカードゲームで遊んだ時のことです。
ポケモンのカードゲームは、ポケモンごとに異なる110とか120といったHP(体力)に、
20とか30の攻撃を何回かしかけて相手を倒すゲームです。
楽しいだけでなく、同時に数学的な勘も養われる魅力的なゲームです。
何回か遊ぶうちに、園児でも、110<20×6 といった暗算をするように
なってきます。
このゲームで遊んだ後で、Aくんが、「先生、厚紙ある? ぼくも自分でカードゲームが作りたい
んだ。」と言いました。
すると、BくんもCくんもカードゲームが作りたいと言いました。
Cくんが作ったのは、織田信長の時代の鉄甲船のカードゲーム。
Aくんが作ったのは電車のカードゲームです。
ポケモンのモクローにあたる弱いカードに選ばれた乗り物は、「生駒山ケーブル」です。
Bくんが作ったのは「忍者のカードゲーム」です。必殺アイテムがたくさんあります。
算数の時間には、最高レベル問題集の水のかさの応用問題をしました。
3人とも2段階の思考や逆思考が得意になってきているのを感じました。