フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月29日(木) 曇り

2009-01-30 02:48:15 | Weblog
  8時、起床。ベーコン&エッグ、トースト、紅茶の朝食。午前中は副査を担当している修論に目を通す。昼から大学へ。昼食は「ごんべえ」のカレー南蛮。3限は大学院の演習の最終回。これで今年度の授業はすべて終了する。今日、修士論文の概要を報告したS君にとっても(彼は就職が決まっている)学生生活最後の授業である。
  夕方、出張で早稲田大学に来ている弘前大学の高瀬君とキャンパスの入口で待ち合わせて「カフェ・ゴトー」へ行く。「カフェ・ゴトー」は新年になって今日が初めて。1月中に来られてよかった(読書が目的のときは「シャノアール」か「フェニックス」へ行く。ここに来るのは人と話をするとき)。チーズケーキと紅茶を注文し、1時間ばかり四方山話。店内はほどよく混んでおり、男女のカップル、女性同士の客、女性の一人客、われわれが男性同士の客と一通り揃っているが、男性の一人客はいない。たまたまではなくて、めったに見ない。そういう雰囲気のカフェなのである。
  夜、『ありふれた奇跡』の第4話を観る。翔太(加瀬亮)の家は池上にある。翔太と加奈(仲間由紀恵)が一緒に池上駅の改札を出て、本門寺通り商店街を歩くシーンがあった。私にはお馴染みの場所である。

         
                    二人はここを歩いていた

  それにしても、加奈の母親である桂(戸田恵子)が愛人と別れるシーンは、まるで舞台の芝居を観ているようだった。戦慄を覚えましたね。山田太一ワールド全開である。
  3月上旬に金沢に行く計画を立て、インターネットで去年と同じホテルを予約する。去年は文化構想学部と文学部の入試の合間(2月中旬)に出かけたのだが、今回は入試関連の業務はあらかた終っている時期である。もう雪は止んでいるだろうか。