嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

イタ車はこんなものですよ 第41話 トクイチオートというテイラー

2005-01-28 20:39:48 | 
DSC0140その昔、若気の至りでなんとまあ張り込んでネイビーブレザーをテイラーメイドで仕立てたことがある(´・ω・`)Kamakura Kentというお店である。当時は麻布と鎌倉にお店があって、地味ながら注文に忠実な、それこそおろしたその日から15年は着てるんぢゃないか、っつう着心地を提供してくれるので、その後ひいきになった(ぢみに、ですけどね)。まあそんなお店のドアを開ける、っつうのわそれなりの覚悟というか、服にたいしてのビジョン、あるいはポリシーを持っていないとできないことだ。んま当時にはそんなものもってるわけないので、キョーミ本位であったのわいうまでもない(爆死)

同じ袖を通すのならば少しでもキブンよく、というexclusiveなノリなのである。だって2パンツスーツ19800で買える時代にスーツ一着50マソからを払うわけっすからね…ちなみにこのときのブレザーにわ10マソ払った。マクベスのネイビープレザーエンブレムつきが25000だった時代である。ブルックスのオウンメイクだって6マソで買えた…

トクイチオートさんに入庫させるのはまさにこれだ。テイラーメイドのあの心地よさを求めてのことなのだ。んま、工業製品であるクルマをディーラから買って、という時点でテイラーメイドではすでにないが、その先のリフィッティングの余地、その結果、などを考えてみればクルマが別モノになるという観点でテイラーメイドといってよいと思う。なんせクルマと言うのは調整代がそれぞれにある。個々のパーツの調整代などは知れたものであるが、それらの集合体としてのクルマははっきりいってラインオフの状態ではばらんばらんのパーツの集合体に過ぎない。ムリくり動かされているだけの機械である。それらが一定のベクトルの元に調律されたときにものすごいことが起きるんだ、ほんとだ!その先にある、つまりそのコンディションである程度の距離をこなす間に現出するのがトクイチオートのクルマの姿なのだ…

タダーシ、だ!テイラーさんで仕立てたブレザーは着たその瞬間から身体にフィットする…服なんだからあたりまえだ。ところが距離乗ったクルマではそうはいかない!世の中そんなに甘くない(爆)。その距離に至るまでのクルマの履歴を精算する必要があるのだ。クルマのリセットはそんなスイッチ切りかえるようにはいかない。であるから、例えば5マソキロ走行の中古車がトクイチオートを出たその日から別モノへと生まれ変わる、などというのは有り得ない話なのだ。端的に言って、5マソのクルマだったら5マソ、2マソのクルマだったら2マソは走り込まなければ結果は出ない、わたすの経験からそう思う!そういう距離をトクイチセッティングで走ってさらにそのと中で与えられたメニュウを施してしてゆくなかでクルマをテイラーメイドの形に仕上げてゆく、それがわたすの申し上げるトクイチライフである。費用だってそれなりにスゴイ(完全意味明瞭)。車検だなんつっても整備にはほとんどカネかかんないくらいに他の部分に手がはいってしまう。しかもねじ1本いじるのも気がひけるようになってくる(一部謎)
つまりクルマを次々買い換えてしまっては結果出したくても期間が足りないわけね。新車の場合はまったく別の絵が描けるわけなんすが、これについてはまた後日。…ってこんなもんでいいっすか?>N出さん(´・ω・`)

ってモノスゲー独り善がりでしょうが、わたすの15年にわたるトクイチライフはこんなもんです。わかり易い例をひとつここで挙げましょう(´・ω・`)

Aさん所有のジェッタである。こういっちゃなんだが88のゴルフ2ベエスのあのジェッタですぜ。しかもGT16V(「GTI16V」はゴルフ用の呼称、ジェッタではGT16Vが正式名称)でもなんでもない、3ATの前期型。中古車屋の店頭に8000円で並んでいてもだあれも見向きもしない、あのモデルだ(爆死)
が、こいつでFISCO(爆死)を走って、居並ぶランエボ7や993なんかをインからゴボー抜きにして休憩時間に口もきいてもらえなかった、というカナシイ事件がFISCOのコース上で起きた(爆)。あまりの速さにとめてあるクルマにかけよって、なにしてあるんだこのクルマ、と覗きこむんだが、完全などノーマル。しかもAT(爆死)…これがトクイチさん上がりのいわゆるテイラーメイドなのである。まあその内部にははかりしれないファインチューンが施されていた訳なんだが…ちなみにこのジェッタ、いまだに現役である。路上で見かけたらサッサと道を明けたほうがよい(爆)。ってわからねえだろうなあ、フツーのジェッタだし(更爆)

テイラーメイドであるから、オーダー主さまがドライビングする限りこうゆうことが日常の路面でごくフツーに起きる…というわけで第42話に続く…ハアハア(´・ω・`)





劇画カウンタック…911以外はポルシェぢゃない?

2005-01-28 11:16:18 | アニメ・コミック・ゲーム
DSC0540ヤンヂャンの「カウンタック」…こちらはイニDが忘れている、ジョーシキ的な引っ張り方でそれなりに満足を与えてくれるぞ(爆)。

最新号でわ928VS911の首都高バトルである。なかなか現実味があってよろしい!ただ、バイザッハアクスルの解説図がちょいとおかしかないか>識者のみなさま…あれぢゃカニ走りですからぁ~、ザンネン!

ストーリに登場してくる928はなんとMTである。つまり928GT(@_@)!!正規輸入8台といわれているマヴォロシの928である。トラコンオフだなんつってたが、たしかまだついてなかったんぢゃ…(´・ω・`)とまあ細かい部分の突っ込みはおいといて、993オーナの男がまたファナティックでよい!いわゆるオタクというやつなんだが、こいつの気持ち、よーくわかる(爆)が、10円パンチだけわいかんぞ、おい(爆死)

さて、928である。いわゆる不人気車ということで80年代末から90年代前半にかけてはそれこそ捨て値でころがっていた。超レア車の928GTにしてもミツワのGポルシェで10年ほど前に350という値札を見た記憶がある。924を端緒に944,968、さらにこの928といういわゆる水冷エンジン車はファナティック様達の間では通称「オミズ(爆)」と呼ばれて敬遠されていたのだが、反面買いやすさ、速さ、乗り易さもあってそれなりに安値安定だったおかげで整備不良車続出。…そう、カネない、あるいは整備にカネかけない、かけらんない、でもブランド欲しい人々が手を出しちゃったんである(爆死)、ってなんかロレックスに似てないかい(爆)?

…寿命を大幅に短縮されながらいまぢゃ15~30マソも払えば入手だけはできる。なかでも928は専用部品のカタマリであったからその維持費はまさにお金持ちのクルマレベル1マソキロの消化に200マソはみないと…たとえ100マソで買ってもそこへ5~600はかけないとまあ踏めない、そいうクルマである(´・ω・`)

「カウンタック」ではこのあとどうやら911とカウンタックのバトルが拝めそうなヨカン(´・ω・`)…またまたムリムリの展開だぞこりゃ!ってしばらくは見逃せませんよ(爆)

…え、わたすそんなにコミックマニヤだっけか、って?いやあ、客室にカナシそうに置き去りにされてるのをチェックしてるだけなんすがね(爆)