嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ソースかつ重のソースの染み加減

2005-02-14 19:57:19 | 食・レシピ
DSC0577長野県の南部に駒ヶ根という街がある。なんてことない街で、これといった観光資源もなくすたれ気味なところを「ソースカツ丼」を名物に仕立て上げて町おこしを図ったのがかれこれ10年前。…いちお定着はしたらしい、したらしいんだが、わざわざ食べに行く人なんていない。珍しくもなんともないしだいいちどのお店に入っても「ただの」ソースカツ丼が出てくるだけ…ってそりゃそうだ!なものどうやってもたいした個性はでない。ソースをオリジナルで作る、っつってもブレンドがせいぜいだろう。肉にこだわってみるのも面白いかもしれないが、駒ヶ根に肉の産地があるわけでもない。米、キャベシのあるなし…要素は少ないぞ。どうなるのか今後も注目である。

さて、駒ヶ根はさておき(爆)今夜はソースかつ。わたすのこだわりはソースをいかに染み込ませるか、である。揚げたてをイキナリブレンドしたソースにぢゅわぁ~、っと漬け込む。これである。そのソースはウスター、しょうゆ、酒、みりん、ガーリックパウダーをブレンドしたものなんだが、高温で揚げた衣がガーリックの香りを引き立ててナカナカ。たかがソースかつ、されどソースかつ、という駒ヶ根のノリであるが、決定版が生まれにくいところがまた良いのかもしれないっすね。

ちなみにわたすのごひいきは駅裏の「精養軒」さんのタンシチュウです(爆死)。ソースカツ丼もまあいいんすが、いらしたら両方お試しくださいね。




今日のオムレツ

2005-02-14 19:41:33 | 食・レシピ
DSC0576毎朝の献立は夜眠る前のベッドの中であるとか、夜中の3時ごろにトイレに起きたときとかに考えることが多い(爆)。ふと読んでいるエッセイの中に登場するうまそうなのがあればそれにインスパイアされることもある。池波先生のエッセイなどには頻繁に美味しい朝食メニュウが登場するのでいまだに繰り返して読んでいる。南紀の賢島にあるプライムリゾートなんとか、では「世界一の朝食」が供されているそうであるが、話の種に逝ってみたいものである。

ピンときたらソク冷蔵庫を開けて材料があればよし、なければ早速アレンジして翌朝実行に移す。…まあそんな程度のものであるが、わたすにはツルヤの卵という強力な味方がある。この卵、マジうまいっす。特に2Lと呼ばれる大玉は絶品。8個入りが1パックになっているんだが、黄身が2つ入っているのも別に珍しくはない。味も濃すぎることなく薄すぎもしない。これ使って×2の目玉焼きなんかカルピスバターで焼いたらまあ文句なしである。

今朝はほうれん草、プチトマト、しめじ、ハムのオムレツ。水分が染み出しやすい素材であるが、フライパンの焼き加減でしのぐ。おひとついかがっすか?