嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

イタ車はこんなものですよ第46話イニシャルK長野版 遭遇

2005-02-16 11:08:41 | 
DSC0220…とある日の夕方、蓼科からの下りで圧倒的な速度差をもってKトラにちぎられたAさん、そりゃあもう落ち込んだ。小学生時代からカートのレースで勝ちまくり、末はレーサーか相撲取りか(爆)といわれたAさんであるからその落ち込み方は半端ではなかった。「くっそ~、それにしてもすげえ突込みだった…まあ今度会ったらこのジェッタで…なんつってもトクイチさんでファインチューンしまくり、挙句の果てに物足りなくなって純正オプションの55タイアと純正ホイールまで探し出して装着済みだ…今度あってみろ、ただぢゃおかん!ゲヒヒヒヒ…」んま、ノーマルのジェッタにこのような自信を持ってるお方も珍しいが、あのモデルに55がオプションであった、というのにもビクーリである。全国のめぼしいディーラを探し回ってやっと1セット発掘された、という文字通りの「ラス1」だったらしい。考えてみれば最終最強のG60スーパーチャージャーつきラリーゴルフの装着品だったと思う。スゲー!!

…とふと前を見てみればいるぢゃないか、あのナンバ、あのお姿!!…場所は女神湖通り過ぎたあと急な下りが連続する一番美味しいところである。すかさず追い上げる。テキもものすごいイキオイで追い上げてくるフツーのジェッタを意識してか急加速で逃げに入る。例の路肩までいっぱいに使う独特のラインどりでものすごい速度で下ってゆく。しかもここ、登坂車線までついてるわけで、事実上の3車線である。そのだだっ広い道をいっぱいに使っての限界スピード…想像をはるかに超える速度、いや、油温である。トンデモナイ!そのまま下ればハイスピードとフルブレーキングの繰り返しののちあっという間に勝負はつく。が、テキはそうはしなかった…右に分岐して例のタイトなワインディングに入ってゆく…

「おおお~、そうこなくっちゃぁぁ~」雄叫びを上げるAさんであった…(第47話に続く)