嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

イタ車はこんなものですよ 第42話 イタ車をばらしてみれば

2005-02-01 20:36:24 | オンロードでの出来事
DSC0548その後の某イタ車。順調に整備進行中、とはいえず、現在前後サスペンション組みあがったところなのだが、これがまさに知恵の輪級(謎)の組みつけを要求されたそうである(´・ω・`)。きょうびのクルマだったらすべてアッシイ交換に決まってるパーツがことごとく単体で出てくる…普通のクルマだとパーツ間にクリアランスがある程度あってしかるべきところにそれがまったくない…組みつけには困難を極めるが、精密に、正しく組みあがったときには比較にならない剛性をもつ…組みつけひとつとっても違いが生じやすいということだ。均一になりにくい、と理解すればよい。工賃だって常識を超える。工業製品としてのよしあしで言えば、明らかに量産車としては失格である。だが、この車に関しては誰もそんなこと気にしない。貴族の持ち物といわれる所以である。

クルマに対峙するメカニックに「アンタおれのポテンシャル、どこまで引き出せるんだい、ええ?」と、問いかけてくるのがイタリヤの車なんだそうだ。ヘタこいて組み上げればきっちりそこまでのポテンシャルしか示してはくれない。かけた工賃なんか3カ月でパアである(完全意味明瞭)。

現在エンジンに手がはいっている模様。条件を整えてイッキに組み上げなければならないのでそのための準備に膨大な時間をかけているそうだ。エンジンに関してはサスペンションとは事情がまったく逆なんだそうだ。BMWの8気筒のねじの数を「ザル1杯」とすると、このイタ車のパーツは「ザル5分の1」だそうである…パーツ少なく、構造シンプル、しかしハイパワー…これがなにを意味しているのか…そう、精度と設計が段違いなんだ。どんな姿を拝ませてくれるのだろう…完成は3月上旬。

5月になんと○ーンズ主催の走行会…FvsM(一部謎)に出場の見込み…ううむ、タマランチ会長。
これにはまたまたツアー企画の予定ですので、イタ車ファンのみなしゃまはぜし!
さらに6月にはおいまつえんでオーナーズミーティングだそうである(´・ω・`)…うぎゃあ~、こりゃ大変だ(爆)