嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

山小屋のレトルトカレー

2005-02-28 07:06:48 | B級グルメ
DSC060470年代の終わりから80年代いっぱいまで、カレーブーム、っつうのがあった。スパイシーな本格インド「カリー」、これが主流で、さまざまな味を競っていた。店員さんがターバン巻いたインド人だなんていかにも、のお店からジーパンはいたひげのマスター(爆)が趣味が高じて始めちゃったログハウス風「コダワリの店」まで多種多様。カレーガイドブックも本屋さんの店頭に山積みであった。いっぽうで辛さを極める激辛カレー・・・これも流行った!舌が麻痺しちゃって、肝心の辛さが判別不能。なに食べたんだかわからない、などというカレーがもてはやされたりもした。ここ数年来のラーメンブームに勝るとも劣らない一大ブームだった・・・が、現在でも営業中なのはほんのわずかなのではないだろうか。根強い人気店もあるにはあるが、あの頃のようにドカンと客が押し寄せる、というのはもうないだろうなあ。

さて、そんなブームを思い出させてくれる長野の老舗「山小屋」のレトルトカレーパックを「づるや」で発見!早速買って食べてみたのだが・・・????であった。当時は美味しく感じたのだが・・・どうにもパッとしない。高速のSAのカレーのレベルだ、といえばお分かりでしょうか?量も多いし、お肉もごろごろ入っているんだが、べつに~って感じ。こんなのコンビニの味なんだよ。って食の堕落ですなあ。もちっとありがたくいただかないと・・・「山小屋」は「元祖納豆カレーの店(うげえ)」を歌うトッピング系のはしり。今でもお店はやっているようだが、どうなってるんだろう?そのうち寄ってみたいものである。これら有名店はなべてレトルトパックに走っておられるようで、新宿中村屋、市ヶ谷ぱく森、上野デリー・・・有名どころが目白押し。お値段もスーパ店頭で一食分400円切るくらいであるから、まあお店の半額以下で食せる。デリーのカシミールは別格として、最近では中村屋のチキンカリーに感銘を受けた。レトルトのよさが前面に出ており、ほんとにお店で食べているようだった。スーパードライのアサヒがだしてるエスニック系レトルトカレーも良品多し、ただし500円オーバーであるが・・・

そんなわけで今夜はカレーに挑戦(爆)って、レトルトぢゃないっすよ(更爆)。