嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

Draper’s Benchのリネン

2005-08-28 10:44:25 | 今日の逸品
DSC0954久々にオークションをのぞいてみたらリネンものが捨て値で大量に転がってるでわないか!そりゃそうだ。夏の暑い盛りはとうに過ぎて早くも秋の気配。うちの庭では鈴虫が大合唱中である。
というわけでドレーパーズベンチのリネンパンツをすかさずゲットして驚いた!このブランドは名前だけは知っていたものの、買ったことがなかったんだが、めちゃくちゃクラシック。どういえばよいか・・・映画のコットンクラブっつうか、グレートギャツビーっつうか、30年代っつうか、コロニアルっつうか、まさに大げさなパンツなのでした。渡りが異常に広く、すそ幅も末端で30センチもある。もちろんサスペンダーではくようにボタンとベルトが装備されてるし、ポケットも服飾の歴史(爆)みたいな本で見かけるやつそのまんまである。こりゃすげえや。アナクロな私にはぴったりぢゃん、と思い早速お店に出向くべく検索してみたのだが、時すでに遅し!
出品者の方にも訊いてみたのだが、あまりにもマニアックすぎて客がつかずに閉店してしまったのだそうだ。ううむ、惜しい!こんな良品っつうかオサレな店を知ってれば通い詰めちゃったのにぃ~って、どこ着ていくんだよ、という突っ込みはオッケイでつ(爆)
どんなフンイキかといえば、こんなんでつ・・・

http://www.the30sstyle.com/

ううむ、恐るべしオークション。秋の夜長(まだ早いか)、オークション三昧でも逝ってみるかな・・・ってそのまえに不用品売っぱらわないと(完全意味明瞭)



イタ車はこんなものですよ第59話 シャマルその後

2005-08-28 08:16:21 | 
DSC0819このシリーズも久々の更新となってしまった・・・ネタがないか、といえばそんなこともないんだが、実は書けないことの方が多いのだ(爆)。なによりキャンペーンチケットにより(一部意味明瞭)ドライバーさまの環境が激変してしまったのが大きい(完全謎)。なのでポルシェでの移動を余儀なくされているそうだ(更謎)・・・

そんな中昨日は微調整のためにトクイチオートへとローダで(!)運ばれていった。ヒールアンドトゥを使うときのアクセルペダルの位置を微調整するのが目的なんだが、トテーモうらやましい入庫の仕方である!故障での入庫に比べてなんとまあキブンのわくわくすることか・・・これ直してブレーキングポイントを2メートル手前に持ってくるのが目的なんだそうだ。ううむ、オトナ~

ローダに積まれるそのお姿をさまざまな角度から眺めさせていただいたが、美しい、というよりもものすごい異形であるなあ、と(爆)。タテヨコ比がまずヘン、ほとんど正方形か、くらいで通りかかったシーマ改(爆)のドライバーさんがこれでもかと寝かせたシートから起き上がって(爆死)ジロジロ観ていたのが笑えた・・・きっと「スゲー、S13もオーバーフェンダひとつでこんなにカゲキになっちゃうんだ(違)」とでも感心しておられたのだろう(違)
フロントに対してのリアのボリュームの凄さもまた異形。バランス取れたルックスとは間違ってもいえない。おまけにあのカウンタック譲りの異型ホイールアーチ様である。お似合いか、といわれると・・・またまた異形である(爆)。めったに見ることのできないボディ下部もまた異形の嵐・・・なんとまあリアエンド近くにドッカーンと張り出したデフオイルクーラー様がいらっしゃる。フロントのクリアランスもほとんどタバコ+α。こりゃ立体はおろか、地下駐車場でも腰浮きまっせ(完全意味明瞭)。無神経なレイアウトといえばそれまでだが、それ以上の何かがあるのか、といえばそりゃオーナ様のみ知る、ということなのか・・・それでいてそこかしこに漂うイタリヤンモード・・・私にはザガートあたりのモチーフが散見されたのだが、どうなんだろう。

インテリアは文句のつけようがないゴージャスさだ、外観とは裏腹にもはやクラシックと表現してよい文法にのっとってまとめあげられている、超高級GTのそれなんだが、とはいっても空調パネルがビミョーにナナメだとかいって、Aさんはゲルマンしていた(爆)が、どこまでゲルマンでしつけることができるのか、今後の興味の焦点はそのあたりになろう。

シャマル・・・ローダに乗せられて去ってゆくのを50メートル離れてみてみればごくごくクラシックな美しいクーペである。シカーモお色はロッソマセラーティ。近づいてみたとき迫ってきたあの異形が信じられないくらいの美しさである。なんつうかイセタンでラルフローレンの店から出た直後にふいとベルサーチに入っちゃったときに感じる居心地の悪さ(爆)・・・オメーなんかにゃ似合わねえよ、そういわれているような、そんな違和感を感じさせてくれる面白いクルマである(完全意味不明)

ううむ、血が騒ぐぜ、と思わず口にしたら「そいう奴ぁ、すーぐスピンだよ」とAさんに言われたとか言われなかったとか・・・(爆死のち沈没)