
大沢在昌センセの2001年作品。元刑事が単身新宿に帰り咲いて、闇をえぐりあばいてゆく。ヤクザ、中国人、公安、三つ巴の裏戦争を描ききる・・・って何かに似てないかと思ったら「新宿鮫」シリーズの焼きなおしぢゃないか(爆)。が、そんなことはどうでもよい。大沢センセは新宿を描き始めるととたんに生き生きとし始める。よほど相性がよいか、お好きなのだろう。今回は女性警視正トキオカがキーパースン。描写からすると浅野ゆうこさまあたりが適役かとも思わせるが、すでに彼女も40台半ば・・・かといって水野美紀ちゃんぢゃなあ・・・って、結構マニヤなんすよ>わたし
秋の夜長にどうぞの79点。★★★!北の狩人(幻冬舎刊)もオススメでつ。舞台またしても新宿!