黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

韓国の歴史教科書は気合充分。おうみ進学プラザの模擬授業も気合で行こう。

2013-05-19 12:08:22 | Weblog

図書館で韓国の小学校歴史教科書を借りて読んでいますが、これがなかなか…うむ。旧版に比べれば穏やかになっていますが、それでも「行け、行けー!」と気合いの入った内容で、まるでサッカーの試合を応援しているような熱気です。
高校、中学の教科書よりももちろん読みやすい。韓国の場合、国定教科書で、国が作った1種類だけ。読んでみると「暴虐非道の日本」という記述は、昔よりも和らいでいる印象ですが、それでもパワフルな攻撃です。相手が小学生だから、精神の基底部に染みこんでいくのじゃないかなあ。
【課題】には「「私たちは、蛮行を犯した日本と、どう向かい合うか討論してみよう」というのがあって、これってクラスでどんな討論になっているのか心配になります。【発展学習】には、軍歌の前半部が示されていて「後半部分を作りましょう」というのもある。
古代のページに「わが民族の海外進出」という項目があって、「王仁は百済の文化を日本に伝えてあげた。今も日本人は王仁を日本文化の先生として崇めているし、彼の功績をたたえる遺跡があちこちに残っている」という元気な記述もあります。今の日本人、しっかりしろ。特に滋賀県には王仁に関係のある遺跡がありますよ。
イラストや漫画も入っていて親しみやすい構成。でも、漫画に登場する日本人はみんな悪そうな印象で、困ったことに私の顔に似ているのです。丸いメガネとヒゲ。
教科書の中に「我々は偉大な民族である」ということが繰り返し登場するのも気合です。
「わが水軍は痛快な勝利をおさめた」などと講談風の記述もユニーク。全体的に勇ましい「民族の栄光の叙事詩」です。日本とは「教科書」というものの位置づけが根本的に違います。韓国も先進国に発展したのだから、こんなふうに「事実よりも勢いが先」とか「反日で国民に気合いを入れる」という段階は過ぎていると思いますけど。これにカリカリして「負けるな。日本の教科書も気合で行け!」ということになると危険です。教科書は冷静かつ客観的に。気合の部分は先生に任せましょう。
転じておうみ進学プラザの授業。生徒たちは「青葉キャンペーン」のハードなプログラムに取り組んでいます。南草津教室では畑先生のアイデアで中3用の社会科のテストを中2でも実施。かなり無理矢理ですよ、これは。中2の内容はほとんど未習です。が、私も畑先生に続いて中2理科で中3のテストを実施。これが意外な大健闘でした。偉いぞ、中2。気合で引き離せ、中3。
写真は模擬授業コンテスト。模擬授業を採点する先生たちです。ほかの先生の授業を採点するのは、よい勉強になりますね。で、先輩として加野先生、横田先生がアドバイス。
次はミドル級、ベテラン組へと進みますよ。あぁ栄冠は、誰に輝くだろう。

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初夏の激闘。大型テスト「プラザ・カップ」。

2013-05-19 11:35:07 | Weblog

日曜日。どんよりとした曇り空で、このままいくと夕方からは雨かも。膳所の本社では河合塾マナビス膳所校の田家先生が忙しそうに動き回っています。今日は高校生の「第一回全統記述模試」を実施中とのこと。がんばれー♪
昨日は守山教室でホッコリしました。小学生のお母様が懇談に来られて、このお母様はずっと前に私が担当したことのある人。おうみ進学プラザの、たぶん4期生かな。かわいい小学生だったのに、今ではお母様です。でも顔も印象も昔とほぼ同じでした。そういうわけで、村上先生の学習懇談の前に私が思い出話を。長くなってしまいました。
若い先生たちへ。今、担当している生徒たちがすっかり大きくなってから「○○先生に習ったな」と懐かしく思い出してもらえるような授業をしなさいよ。
写真は初夏の大型テスト「プラザ・カップ」に取り組む生徒たち。背中に「限界突破」の文字が見えますね。進め、青春。
そして個別指導の教室風景です。あっ。ここにも担当した生徒が講師として教えているじゃないか。講師諸君、後輩をよろしくお願いしますよ。

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