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ニュースでは「安倍政権の動きについて中国と韓国は怒っている」と報じられていますが、韓国の新聞は今回、意外なほど冷静です。従来のような「怒り心頭!日本は何でもすべて悪い」というヒステリックな記事は見られません。一番「行け行け!日韓政治対立はスポーツだ。かっ飛ばせー!」という派手傾向の新聞は中央日報ですが、まぁさすがに怒ってはいるけれども昔に比べれば抑え気味。権威のある朝鮮日報の記事はもっと冷静です。韓国の新聞の小さな記事を日本の新聞が大げさに「大変だ大変だ」を増幅して伝えているようです。マスコミが煽り立てて、それで政治家も後に引けなくなっていく。こういうのは困ります。スポーツなら笑って済ませられるけど。
私、朝鮮日報の鮮于鉦(ソンウ・ジョン)という記者の記事のファンです。日本の政治、経済から文化や習慣までよく研究していて、鋭く分析した記事を書きます。「この記者は反日ドンドンの安っぽい記事を書かないから、本国では厳しい立場になるのじゃないか」と心配するぐらいにクールです。「KARAが日本を批判しないのはケシカラヌ」とたたかれるぐらいだから。最近の朝鮮日報に回転寿司を題材にした日韓の経済に関する記事を書いていて、やはり鋭いものでした。今の日本にこれだけの記者はいないのじゃないか。
鮮于(ソンウ)という二文字の姓はそれほど多くないと思います。昔、たぶん東亜日報に同じ姓の名ジャーナリストがいたように思うのですが、親子かなぁ。
「地理博士」優秀賞の賞品は東北各地の銘菓と漬け物。写真はイブリガッコ(タクアンの燻製)と岩手の銘菓「かもめの卵」です。美味しいよ。地味に地道に復興支援という意味も込めて贈ります。
「かもめの卵」が美味しかった場合、ここは三陸の言葉で「じぇじぇじぇ-!」と驚いてください。
なお、個別指導部門では「南部せんべい」が送られます。個別指導の生徒はカリポリ食べて、やっぱり「じぇじぇじぇー!」と驚いてください。