King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

NBA開幕

2007年11月01日 11時31分28秒 | バスケ
NBAも大きな話題とともに開幕しました。
ロケッツのフランシスの加入とか、ナゲッツのケニオンマーチンの
復帰などを話題にしていましたが、なんと言ってもケビンガーネットの
移籍です。それとついでにレイアレンもセルティックスに入ってしまったと
いうのが、NBAの不思議さをかもし出します。金の問題なんだとしても
人気チームで、都会のチームなら収入も安定しているし、補強なども
しやすいはずです。

都会のボストンは、当然かつての名門でもあるし、いい選手がいれば
常勝チームに名を連ねておかしくないチームです。だけどここ数年あれ
と思わせるような行動をするチームも多いのです。デトロイトの補強も
なぜというものでした。コアメンバーを残したのは当然として、なぜ未知数の
新人ばかりを集めているのか。これは、現状で十分という感じと別に優勝は
意識していないというフロントの意識の表れでしょうか。NBAに限っていうと
強烈に優勝リングがほしいという選手と、別にいつもそこそこ客が入って
自分のリーグ成績を残せればいいという選手がいるようです。

みんな自分を高く売ることだけかと残念に思いますが、そういった金儲けも
やりつくし、残りの少ない現役最後のやり残しや名誉を考えるとリングと
いう結論になり、その為に移籍したという話しもよく聞きます。でも、その中に
ファンやチームというものは入っていないのではと疑問を持ちます。移籍の
多いNBAでは、地元のチームを応援する人が多いにしても、我々のように
外からみている人には、気に入った選手を応援し、気に入ったチームカラーを
持つチームを応援するものですが、その選手がころころ移籍を繰り返したり、
チームカラーがコーチの交代で変わったりしたら、ファンも戸惑うばかりです。

ジャズやサンズのように個性を出してそれが強い魅力になっているチームは
良いですが、ビックスターが抜けてしまって今までそのスターのチームという
ところはファンも寂しい思いが強いでしょう。ガーネットやレイアレンは移籍が
少なかったので、今回なんか何だお前らもそうかという印象の人が多いはず。
選手は変わっても地元では、やはり自分たちのチームという意識が強い
ようで、誰がこようが誰がさろうがそうファンはやめたりしないものです。だけと
人気のない試合をテレビ中継で見るとやはり寂しい感じはします。

今回中継があった、スパーズとブレーザーズはトップレベルのチームと普段は
あまり中継も入らないチームとの試合です。かつてはスター軍団として注目
を浴びたブレーザーズもピペンがいなくなるともう火が消えたように忘れられ
ました。今回の試合も磐石なスパーズ対プレーオフも無理な下位チームの試合
という感じそのままのはじまり方でした。スパーズの攻め方なんか、最初から
解っているワンパターンのインサイドアウトの攻めしかしないのに、まんまと
その攻めにはまっています。それにしても、NBAの試合は早いです。いままで
JBLや女子のジャパンエナジーなどの試合を見ていましたが、もう次元というか
宇宙が違います。

ひとつひとつのプレーの速さや試合の速さだけじゃなく、運動能力がこいつらは
どうなっているのか同じ筋肉と骨で動いているのかという動きをします。ジノビリの
ノールックパスなどは、多分そうしたんだなと解っても現実の動きは見えません
でした。その後でたVTRで左手で背中からパスをしたのを確認しましたが、
受ける方もよくあんなパスをとったなという物でした。しかし、全体的には
いつものスパーズで、ボーエンのディフェンスは見事で、ダンカンは相変わらず
基本技とフックシュートは高いバンクショットです。みていて安心ととるか、
地味ととるかそれはお好みで。

私としては、スパーズとサンズとマブスのリーグ争いと、ヒートとセルティックス、
ピストンズという強豪にブルズ、ウィザーズといった新興勢力がどの程度たたかう
かいうところに興味を感じますが、西高東低が際立った感がありますね。
それにしてもピストンズにはまともな補強で優勝争いに積極的に参加して
もらいたかったです。
コメント
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