King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

定番の強さ、ロケッツ対ヒート

2007年11月24日 23時08分07秒 | バスケ
2007/NOV/23
Team    1    2    3    4     T
Rockets  24   25   18   24   91
Heat    26   24   24    24   98

Arena: American Airlines Arena, Miami, FL
Officials: #26 Bob Delaney , #13 Monty McCutchen , #50 Olandis Poole
Attendance:19,600
Duration: 2:40

前回のヒートは、ハスレムやリッキーデイビスなどが目立つ試合で、
彼らでも試合が成り立つかのような錯覚のうちに終わりました。
いややはり主役がいなくては試合はつまりません。それは今日の
試合を見れば明らかです。ロケッツもマグレィディがいなくては、
それこそ魅力半減と同じで、ヒートはウエィドとシャックが揃って
その強さが発揮されます。昔の名前も出てきてそういう選手が今でも
元気にプレーするのはうれしいのですが、やはり主役が元気な試合で
ないとつまりません。

今回の試合では、今まで散々見せられた角飛車落ちのような試合で
なく、チーム本来のポテンシャルを計る全力対決が見れました。
序盤ということもあり、各チームは新戦力を試したり、ルーキーの力を
なじませたりと試行錯誤は見られましたが、連勝のチームや連敗の
出てきた今、方向転換や新機軸も見られるようになりました。ヒートは
2勝9敗と連敗を続けていたのですが、そんな中でもシャックがシーズンハイ
とか調子を上げてきているというニュースは入って来ていました。

そして、この日ウェイドが帰ってきてシャックの全開ぶりはどうでしょう。
いきなりダンクにブロックにと動きがいいのです。この日の勝ち方は、
いいときのヒートの勝ち方です。前回の放送のときのように、ハスレムや
デイビスがまったく活躍しているように見えなくて、モーニングも前回ほど
元気に見えませんでした。それだけ、主役が活躍するとその力の程が
解るというものです。シャックが元気だとインサイドに切れ込んで崩したり
しなくても、シャックがポジション取りするだけで、インサイドは抑えたも
同然の効果があり、シャックがパスアウトしなくても、外からでもシャックから
でも点が取れます。

前回のもう完全にかつての力がないというプレーから、いやまだ元気と
いうところを見せてくれました。まだアリウープなどでその破壊力を示せ
ないところはありましたが、ゴール下での存在感は並ではありません。
ロケッツはマグレィディのオフェンスですが、以前よりチーム全体が早く
攻めるようになっていて、これがマグレィディのリズムに近く、いい効果が
あるようです。ただ、新規加入のフランシスが全然使われないというのが
ちょっと気になりました。ルーサーヘッドが全然機能してなかっただけに
なぜフランシスは使われないのかと思いました。

目立ったのは、スコラです。これは将来目玉的な選手になると思います。
その他ムトンボの健在ぶりは41歳という年齢を感じさせないばかりか、
今季限りという引退予告もうそだろうという活躍です。かつての名前の選手
が今季新チームでまた一花という感じの活躍が目立ちますが、ボンジウエルズも
最初レーカースで見たときのパワフルな姿はなくなったものの、新規巻き
なおしてきな姿は感じさせました。同じようにヒートでは、アンファニーハーダウェイ
がいますが、プレー時間の割りに目立つところもなく、控えという感じです。

アントワンウォーカーはウルブスに移籍し、ペイトンはNBA選手リストから消えて
います。この選手の補強ができているかというと疑問がありましたが、このゲーム
に関しては、控えのガードは要らないという感じでスマッシュパーカーやクックといった
若い選手は使われませんでした。シャックとウェイドで楽勝という感じですが、
シーズンがそれで済むとも思われません。
コメント
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