ある日の夢に、自分が怠けたかなにかして高校で
中退に危機に瀕するというものがありました。あわてて
色々な方策をとろうとする時に大変だと目が覚めました。
こんな事をしている時期ではない。
目が覚めて何にも変化ない自分を見つめ、過去に戻る
苦痛を考えてみました。今まで取った資格や技術や経験を
全てクリアにされて逆戻りしたらそれを人はどうとるか。
チャンスととるのか、またやり直しかよととるのか、実際には
人生はそんな繰り返しの中にいるのは事実です。
下手な映画のように、過去にタイムスリップしたり、誰かと
入れ替わったりといったことは、現実にはありませんが、少し
後退する事はいくらでもあるのです。高くジャンプするときには
いくらか後退して助走をつけるとか、力を矯めて必殺技を
繰り出すなど、一歩引く重要性をいうことも間々あります。
今回の政界のごたごたなどは、後退なのか力を矯めるための
一歩引いたところなのか、それとも自民党側の揺さぶりだったのか
連立ならどちらからでも一歩前進には違いありません。それを
かわしたのは、民主単独へ向けた助走とみるならば、小沢辞任
でグダグダしているのは後退になります。彼の趣旨はいまだ
見えませんが、連立もできなければ今の自身や民主に政権
担当能力がないとみて引いたのか、見切りをつけたのか、
はたまた、党内戦術なのか。
最近の3代の大統領時代を総して時代を見る本が何冊か出て
います。レーガノミックスで双子の赤字で苦しむ米経済を立て直し
引いては世界経済を好転させたレーガンから、ブッシュ、クリントン、
ブッシュはその流を落とさないようにやってきたということですが、それに
からめてテロの時代とか環境とか今まであった西側の世界という枠組み
がなくなった分、世界の負の部分に目の当たるところが、全て先進
各国の経済成長と経済情勢にかかっているかのような見方になって
います。
日本は、先進国の仲間にありながら、その世界景気の外にずっとあり、
不良債権問題からデフレ問題で満足な成長も果たせず、せめて環境
問題で世界的発言権を持とうと努力しているところだと思います。しかし、
レーガンが目指した小さな政府と規制緩和で弾みがついた世界景気は
格差や環境汚染、テロの脅威を生み、現ブッシュでは世界景気にも
翳りを帯びてきたわけです。日本は小泉改革で、遅ればせながら小さな
政府を果たしつつ、実感なき景気回復を果たしました。米で80年代
に行われた事を今更やって、問題になっている格差も引き起こした、この
米追従のシステムは、我が身になってわかる他国の失敗であり、西側
先進国であるから付き合ってやるというものでないはずです。
一番まずいのは、本来日本人が持っている美徳とか精神性という
ものが最近失われていきつつあるということではないでしょうか。給食費を
払わない親とか世間に対してみっともないとか人として恥ずべきこととか
そういう基本的ものが失われてしまって、亀田問題とか変なものが
クローズアップされていると思われます。それらは今までは、個人が持っている
モラルで守られていたものが制度や取り決めとしてきっちりとないと保て
なくなっているということではないでしょうか。
今まであった日本の美徳を残すには、制度の変革が必要なのでしょう。
中退に危機に瀕するというものがありました。あわてて
色々な方策をとろうとする時に大変だと目が覚めました。
こんな事をしている時期ではない。
目が覚めて何にも変化ない自分を見つめ、過去に戻る
苦痛を考えてみました。今まで取った資格や技術や経験を
全てクリアにされて逆戻りしたらそれを人はどうとるか。
チャンスととるのか、またやり直しかよととるのか、実際には
人生はそんな繰り返しの中にいるのは事実です。
下手な映画のように、過去にタイムスリップしたり、誰かと
入れ替わったりといったことは、現実にはありませんが、少し
後退する事はいくらでもあるのです。高くジャンプするときには
いくらか後退して助走をつけるとか、力を矯めて必殺技を
繰り出すなど、一歩引く重要性をいうことも間々あります。
今回の政界のごたごたなどは、後退なのか力を矯めるための
一歩引いたところなのか、それとも自民党側の揺さぶりだったのか
連立ならどちらからでも一歩前進には違いありません。それを
かわしたのは、民主単独へ向けた助走とみるならば、小沢辞任
でグダグダしているのは後退になります。彼の趣旨はいまだ
見えませんが、連立もできなければ今の自身や民主に政権
担当能力がないとみて引いたのか、見切りをつけたのか、
はたまた、党内戦術なのか。
最近の3代の大統領時代を総して時代を見る本が何冊か出て
います。レーガノミックスで双子の赤字で苦しむ米経済を立て直し
引いては世界経済を好転させたレーガンから、ブッシュ、クリントン、
ブッシュはその流を落とさないようにやってきたということですが、それに
からめてテロの時代とか環境とか今まであった西側の世界という枠組み
がなくなった分、世界の負の部分に目の当たるところが、全て先進
各国の経済成長と経済情勢にかかっているかのような見方になって
います。
日本は、先進国の仲間にありながら、その世界景気の外にずっとあり、
不良債権問題からデフレ問題で満足な成長も果たせず、せめて環境
問題で世界的発言権を持とうと努力しているところだと思います。しかし、
レーガンが目指した小さな政府と規制緩和で弾みがついた世界景気は
格差や環境汚染、テロの脅威を生み、現ブッシュでは世界景気にも
翳りを帯びてきたわけです。日本は小泉改革で、遅ればせながら小さな
政府を果たしつつ、実感なき景気回復を果たしました。米で80年代
に行われた事を今更やって、問題になっている格差も引き起こした、この
米追従のシステムは、我が身になってわかる他国の失敗であり、西側
先進国であるから付き合ってやるというものでないはずです。
一番まずいのは、本来日本人が持っている美徳とか精神性という
ものが最近失われていきつつあるということではないでしょうか。給食費を
払わない親とか世間に対してみっともないとか人として恥ずべきこととか
そういう基本的ものが失われてしまって、亀田問題とか変なものが
クローズアップされていると思われます。それらは今までは、個人が持っている
モラルで守られていたものが制度や取り決めとしてきっちりとないと保て
なくなっているということではないでしょうか。
今まであった日本の美徳を残すには、制度の変革が必要なのでしょう。