King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

マブス対ラプターズ

2007年11月22日 23時52分59秒 | バスケ
2007/NOV/20
Team     1    2  3   4   T
Raptors   31  24   17   27  99
Mavericks 19  22 38 26  105
Arena: American Airlines Center, Dallas, TX
Officials: #32 Eddie F. Rush , #34 Marc Davis , #73 Ed Malloy
Attendance: 20,272
Duration: 2:09

マブスの試合は今季2試合目ですが、まったく前回と印象が違います。
ノビツキーは前半ろくに働いてないような感じだし、全然ディフェンスを
しないチームのように見えました。どんどん点が開いていき、ホームなのに
こんな体たらくで良いのかと思いました。

つまらないので、見るのを半分よそうかと思いだした時にいくらか守る感じ
で点が動かないようになりました。それが前半の終わり頃で、あれひょっと
すると思いそのまま見ました。後半は守り方を変えて、早い展開で点を
どんどん重ねて行きます。マブスの場合、あらゆるところから点がとれると
いう感じで、誰をマークしてとか誰が来たらダブルチームで止めるということは
できません。

ノビツキーのワンノンワンでは、誰につかれていてもかまわずそのまま打って
入ってしまうという感じです。ゴール下に何もせずにただ普通にレイアップに
行ってるのにブロックはおろか、ファウルもされません。ただあの巨体を利して
普通にワンツーステップでレイアップしているだけです。何であれが止められ
ないか不思議な感じです。かと思えば、連続で3ポイントを決めてしまったり
リバウンドからドリブルしてそのままミドルシュートとかやり放題です。

サンズの持っている決めるパターンや、パスの巧妙さなどではなく、とにかく
誰でも彼でもシュートを放ちそれが悉く入ってしまうという恐ろしいチームです。
ですが、この日のスタックハウスはまったく点が入らず、いつも外で待ってパスを
受けてシュートや自ら切れ込んでシュートという形はありませんでした。

ラプターズは、プレースタイルは良く似ているだけに点の取り合いになるかと
思いましたが、わざとそれをそらすようなちぐはぐなあたりをされ、さらに後半の
マッチアップゾーンと完全にリズムを狂わされ、相手のペースにされていました。
そんなときにはマブスと同じようにどんなリズムでもどんな当たりでも自分の
のリズムでシュートできる人がチームを立て直すものです。相手の点取りマシンに
匹敵する点取り屋は、カルデロンでしょう。その他にエースボッシュとバルニャーニ
TJフォードまでいるのですから若くて活きのいいチームです。

機動力と高さが売りなだけに、あまりまともに打ち合うだけではこれから
勝ち続けることはできないでしょう。デルフィーノはチームにマッチしていない
感じですし、ガルバホサも出ていないのが気になります。この試合でみる
限り、課題は守備ということになります。空間を立体的に使うチームで
ないだけに、ウォーリアーズがやったようにノビツキーにはびたつきと決める
とかディフェンスに工夫が必要でしょう。
コメント
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