King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

王朝対ビック3

2007年11月28日 23時44分36秒 | バスケ
2007/NOV/27
Team      1    2    3   4   OT    T
Celtics    20  29  23  20  12  104
Cavaliers   26  20  28  18  17  109

Arena: Quicken Loans Arena, Cleveland, OH
Officials: #15 Bennett Salvatore , #54 Derrick Collins , #53 Mark Lindsay
Attendance: 20,562
Duration: 2:41

何かと話題のセルテックスですが、この日の放送は、わざわざトップに
専用のビック3(あまりいい表現ではないと思う。)対キングというプレゼン
画面が作ってありました。
そんな時間を少なくして、もっと本編を充実させてほしいもんです。
丸々やったのは最初のクォーターと最後のオーバータイムくらいで後は
かなり端折りました。第3Qに至ってはトピックスでの紹介です。

そして、珍しくこの試合セルテックスが負けたもんだから、貴重映像の
ように取り上げたようですが、セルテックスは最初から集中力がないような
散漫な攻撃で、守りも全然なっていません。そんな体たらくなチームに対して
ドクリバースは、すぐタイムアウトを要求して建て直しにかかります。
しかし、こういうベテランのオールラウンダーがそろうチームに何を求めるのか
それは叱咤激励や厳しい要求は無意味です。

ケビンガーネットは最初こそブロックに飛んでいましたが、どうもディフェンス
システムが合わないらしく、ブロックもリバウンドもしなくなりました。
ゾーンのような中途半端な守り方が気になっていましたが、ディフェンスの
3秒ルールにも何度も引っかかっていました。これは守りがよくて最初
点が入らないかのようでしたが、ずっと見ているとスイッチが遅れたり、
相手のシステムを気にするあまり、個人対応が遅れたり、レブロンについている
ピアースなど一対一で入れられたら次に自分も一対一をしかけて
自滅したりと選手がうまく動いていないのは明白でした。

そんなときには、少しメンバーを換えて時間を与えてやればいいのに、
第1Qは明らかに主力の使いすぎです。これが最後の集中力の差で
負けた原因ではないでしょうか。守りを換えて、ピアースの時間帯とか
レイアレンの時間帯とかインサイドの時間帯とか色々メリハリがないと
とんだところにミスも出るものです。キャブスは最初からチーム一丸とした
システムの流と最後はレブロンといういつものまとめ方です。ラリーヒューズ
とマーシャルがベンチで背広を着ていて、スノーもひざを故障ということで
パブロビッチが先発でした。それが思いのほかいい活躍でした。ブラウンも
外見から受ける印象よりいい活躍でした。

この日、イルゴースカスをうまく休ませたので最後までもったのが、よかった
と思います。やはり、バレジャオがいないのが痛いです。
キャブスの地雷原はこの長身センターです。ここを攻めてファウルトラブル
にして、リバウンドを渡さなければ勝機が出ます。ただそこを攻められる
パワーフォワードがいるかどうかですが。

セルテックスは、控えにいい選手がいないというのがこの日も感じたの
ですが、それでも1人面白い選手がいました。新人のグレンデイビスです。
彼は、ゴール下での攻めや体を使った攻撃ができ巨体の割りに俊敏で
面白い存在です。他の控えやビック3以外は得点力が低く、ゴール下で
パスをもらっても決めるより、ファウルをもらうのがせいぜいというパフォーマンスで、
これを克服しない限り、マブスやスパーズを破るのは無理でしょう。
コメント
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