King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

集中してますから

2011年01月10日 17時03分07秒 | 珈琲
あわただしく注文をこなし、ふと昼頃に
なるといつものパンが食べたくなります。

最近は、ぽっぽやのエビフライドックと
ピロシキか矢尾のチーズのパンとナッツの
パン。

もちろん名前があるのですが、面倒なので
いつもそう呼んでいます。

それらを大体交互に食べているのでしょうか。

たまにうどんも食べたくなります。

しかし、最近はラーメンとか食べなくなりました。

人間なんてのは思い込みで適当な事を自分の
いいように解釈して覚えているものです。

ですから人の意見なんて気にしなくていい
物なのですが、世の中結構そんなものやマスコミの
流す情報に操作されているようです。

珈琲でもそうです。

最近の単一農園物とかスペシャルティーグレードの
珈琲なんてのもそうだし、自家焙煎という珈琲も
そうです。

私はひとつの指針として焼きたてに重きを置き
ましたが、それは客観的にアピールし明らかな
差別化になるからです。

ただ、それがおいしさのバロメーターになるか
というとまったくそればかりでは言い切れない
物があり、おいしいなどというあいまいなことに
強く主張してはいけないものを感じます。

それは私の経験として、ネットに氾濫するおいしい
コーヒー屋さんの情報と自分の舌で感じたものが
どんな結果になったかに由来します。

この正月休みに経験した珈琲体験でもびっくりの
物もありました。

広く一般に言われていることや信じられている
膨らむ珈琲などというのも何の意味もないことと
感じる体験でした。

それはジンバブエとキューバの豆で感じたのですが、
どちらも半端に残ったひと月以上経った豆でした。

どちらも既にドリップしてもあまり膨らまなく
なっていましたが、どちらも豆を挽いた時の香りや
淹れたときの香りは、強く、味も一段と深く、キューバ
などは以前より甘くなっていました。

こんな経験をすると9日経った豆を売らないという
のもどんな意味があるのかと思えますが、あくまで
客観的に評価される指針としての宣言であり、これは
今後も変えないと思います。

少なくとも今の規模の釜と注文量が変わらない限り
続くものと思います。

寒くなったからか、最近は200gの注文より、500g
600gといったまとめ買いの人が増えたようです。

夕方にはガクッと力が奪われる事があります。

何をそんなに気を張り詰めていたのかと自問し、
続けて焼いたらやはり精神力も消耗するほど
集中しているんだなあと感じました。

そんな後の味見の一杯は実にうまいのです。
コメント
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