King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ホンジュラスに寄せて追考

2011年01月22日 13時15分37秒 | 珈琲
深煎りにすると味が平坦になりつまらないと
感じたと書きましたが、その後深煎りのホン
ジュラスを飲んでみましたが果たしてそう
言い切れるのかと思えてきました。

深く煎ると苦味が前面に出てくるというのは
一般的に言われることです。

さらに酸味や甘みがなくなるともいいます。

ところが、それは違うようなのです。

深煎りにして直ぐ飲むとそうなのですが、
しばらく寝かせてから飲むと甘みも酸味も
確かにあるのです。

甘みを感じるためにはやはりシティぐらいに
止めておくのがうまいには違いありません。

しかし、深く煎ったからと言って甘みとか
酸味は決して消えないということが解って
さらに謎なものが増えました。

確かに一番の味のところというのはどの豆にも
あるのですが、モカのように顔がそれぞれ変わって
面白いというのはどの豆にもある程度おきていると
思えてきました。

最初の苦味の強さととげっとした味の裏にある
甘みを感じたり、飲み終わった後の酸味のところに
ベストでは味わえない味わいがあったりするので
あながちこの豆はこの焼き方という押し付けは
通らないと感じています。

これは好みの問題ですから、一般的なこの味を
飲むならこの豆というところまで広げられれば
さらにコーヒー世界が広がると思います。

ただ、その後似たようなことが他の豆にもあるかと
キリマンジェロでも深煎りをしてみました。

しかし、これはキリマンでも深煎りでもいけると
言われているのに、これは一晩位ではまだその
味を感じる事ができませんでした。

逆にまずいキリマンのよく言われる稲臭い味しか
出てていませんでした。

キリマンのうまさは、強い甘みと酸味と深いコク
が感じられて初めて味わえるもので、それが出て
いる店は少なくて、実はみんなこの稲臭い味を
自家焙煎店の味と記憶している人が大半です。

キリマンはグルメブランドの多いところですが、
そういうものになればなるほど上品な酸味とか
甘みとか段々と薄いソフトな感じになって強い
甘みや酸味はなくなってしまいます。

それがいいのか悪いのかそれは好みということに
これまたなるのでしょうが、スペシャルティの
功罪はここでも出ているようです。

普通のキリマンのうまさも教えないで農園名だけ
で売り込む今のコーヒー屋さんには反発を感じ
ます。

でも安い豆だけを私も推奨しようというのでなく、
ちゃんと焙煎した味をもっと知ってもらいたいと
言うだけなのです。

それにはもっと沢山の人に試飲してもらうこと
ですね。がんばります。
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突っ込みにかけては マブス対ブルズ

2011年01月22日 12時16分36秒 | バスケ
Thursday, January 20, 20118:00 PM ET
United Center, Chicago, IL

   1  2  3  4  T
DAL 20 15 25 17 77
CHI 19 25 12 26 82

Arena: United Center, Chicago, IL
Officials: #36 David Jones, #9 Derrick Stafford,
#61 Courtney Kirkland
Attendance: 21397
Duration: 2:26

コートサイドにピッペンの姿のあるブルズ
のホームコートで、6連敗からやっと抜け出した
マブスを迎えました。

エースノビツキの復帰があったとはいえまだ役者
が揃ったとはいえない感じです。

それは、ブルズも言える事でブーザーはまだ
出て来れません。

それでも好調のブルズはやはりエースのローズの
存在が光ります。

彼の唯一の弱点といわれた外からのシュートも
スタイルに拠れば何も必須の技術でもなく、別に
使わずともいいわけです。

それに今シーズンはスリーも高確率で決めていて
フリースローも高確率です。

これは今までから比べれば求められる姿に変えられる
能力の高さが窺われます。

別に外からのシュートは今まで必要なかったから
打たなかっただけというのも練習すれば普通に
入るし使う事もできる事を証明したのです。

マブスは、なぜ今までの早い攻めを封印してロースコア
での守り合いにしたのか疑問です。

アシクという運動能力も高さもある守りに手こずったら
本来の得点能力を使うのも手です。

マリオンやテリーはそういう早い展開の中で能力を
発揮する選手であり、それを控えから出す意味も
やはり攻めに変化をつけるという作戦も取れたのに
自ら可能性を狭めたように見えました。

遅い攻めを多用したのはノビツキのひざの調子とか
チーム事情もあったのでしょうが、ノビツキにボール
を集めるでもなく、守りに自信があるのでもなければ
相手の守りに重きを置く作戦にわざわざ嵌る必要も
なかったのでは。

一方のブルズは、ローズの他のチームのPGとは違う
エースとかポイントゲッターなどとは違う次元の
テクニックに裏打ちされた真摯なプレーヤであること
を感じます。

ゲームを必要以上にコントロールすることも、自身で
得点することにこだわるでもなく、求められる事を
高い技術でしっかりとやってみせていると言うただ
それだけのことがとても輝いて見えます。

淡々とこなすプレーに加え守られてもあたられても
びくともしないタフさが飾らない雰囲気ともあいまって
他のPG達とは違うと感じさせるのです。

これで戦力が充実してきたらとても面白い存在になる
と思います。



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