King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『信じない人のためのイエスと福音書ガイド』読了

2011年01月30日 13時19分45秒 | 読書
店頭で題の特異さに引かれて買ってみました。


『信じない人のためのイエスと福音書ガイド』

目新しい事はなかったものの、福音書を横断的に整理して
比較し、書き手の特長とかかれた時間軸と場所の違いなどの
理解することができます。

しかし、宗教が果たしてきた時代的な背景やら戒律の意味と
いう宗教の持つ意味とか世界的な意味とかは期待できません。

そもそもキリストが歴史的に実在の人として、その歩んだ
道から言葉の記録として各福音書があるものとして説明され
ていますが、それは果たして公平で公正なことでしょうか。

聖遺物として、キリスト関連のものが実際に数多く残され
ていますが、それはほとんどが偽物であるとされています。

歴史書としては不確かでそもそもキリストの実在を示す物
も世の中には存在していなのに、実在し史実の人として
語るのはそもそも信じない人には向かないのではと思われます。

今から数年前にクムランとか遺跡から古文書が発掘された
と言うニュースが注目されたことがあります。

その後、キリスト教に関する本も多数発表されました。

世の中の人はその時に、いまさらキリストが実在していた
かどうかが問題になること自体驚きだったはずです。

新聞にも度々、キリスト実在を示す証拠云々の記事が出ます。

日本人にとってはひどく不思議な話です。

そもそも今世界中で使われている暦もイエスキリストが
生まれたときを紀元にして作られているはずです。

ならば、なぜいない人の事を計算して暦など作るので
しょうか。

そもそものそんな疑問から解かれている本だと思ったら
マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネはそれぞれこうなっていると
言うものでそれだけなら本を買う必要があるのかと言う
内容です。

ひとつ気になったのは、イエスが治した皮膚病という
ところなのですが、多くの翻訳がらい病なのですが、
この本ではそうじゃないと書かれていたたことです。

昔は、らい病は不治の病で神の罰として人にも移るので
離島に隔離されたりしました。

今でも離島に専門病院があります。

そして、キリスト教でも仏教でもこれは神(仏)の罰と
書かれていて、現代ではそれは間違いで、薬で治るし
伝染力も弱いと訂正されています。

つまりは、宗教なんて全てうそであり、神も仏もいんちき
であった証拠になってしまったのです。

そういう事もあって、らいと聖書中の皮膚病とは別物と
言ういいわけが広まったのかもしれません。

まあそう言う根本的な事は抜きにして、聖書の構造は
こうだよという程度の事でいい人には読むべき本でしょう。
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ニューヨークに新しい風 ヒート対ニックス

2011年01月30日 10時32分58秒 | バスケ
Thursday, January 27, 20118:00 PM ET
Madison Square Garden, New York, NY

   1  2  3  4  T
MIA 24 24 25 15 88
NYK 23 23 18 29 93

Arena: Madison Square Garden, New York, NY
Officials: #10 Ron Garretson, #16 David Guthrie,
#63 Derek Richardson
Attendance: 19763
Duration: 2:34

最近は、NBAで冬のニューヨークの街並みが映るなんて
事がなかったわけですが、それが見れるのは今年は
久しぶりにプレーオフも出れる可能性が見えてきた
ニックスの快進撃のおかげです。

前回の放送では、古巣へ凱旋的な放送でしたが、それは
サンズの凋落を見ることでもあり、余り面白い試合でも
ありませんでした。

実際どんなチームか、どんな試合をするのかと言うのは
不明でした。

ただ、かつてサンズが得意としたラン&ガンの早い攻め
で得点していくと言うのは、コーチのマイクダントーニ
が相変わらずの作戦でやっているということしか感じません
でした。

ところがこの試合では、今までのただリバウンドを獲って
走るだけの物でない事が見て取れました。

それも、ガリナリ、スタッダマイヤーという攻守の核が
しっかりとできた事に由来するとしらしめました。

それは最初のQで見せた何度も繰り返されるピック&ロール
で誰でもインサイドに切れ込んでシュートまでいけると言う
果敢な攻めと、インサイドに切れ込む入り方の特殊な角度が
新しい攻め方に見えました。

ただこの早い時期からの全力一杯の攻めは最後まで同じ
様には続かず、相手のエースに対する守備にも課題が見え
ました。

ボッシュがいなくてレブロンが本調子でないとは言え
強豪ヒートを相手に粘り強く守りで撃破してしまうところ
はただ単に足で得点するチームでないところをみせました。

ヒートは、選手起用が正直すぎて世間にも相手にも今の
イルゴースカスやダンピア、ハウス、アローヨはまともな
チームやNBAの一線級のスピードのチームには使えないと言う
ことをアピールしてしまいました。

これは、次のトレードのためにやっている事なのか、使い方
がまずいためのなか不明です。

チームのためにも選手にとってもまずい使い方に感じました。






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