私の好きな珈琲にニカラグアがあります。
これはコクも香りよく、チョコ風味も味わえ
ざらっとした後味もなく心地よい飲み心地です。
ところがあまり私の好きな農園が売りに出てなくて
やたらとCOEとか高いものばかりが出ています。
これは、私が求める味でなく、どちらかというと
ダテーラなどのブラジルの豆でコンテストとか
カップテスト85点以上の豆の味に似ています。
世の高級豆の範疇がみんなそんなミルキィで
深煎りにしてもしっかり味の残るものに流れて
いる事が想像できます。
中米から南米の産地の豆がみんな同じような
味になっていく中で、昔ながらの酸味のある
豆は段々求められなくなっているかのようです。
とはいえこのニカラグアの普通のSHGの豆は、
苦味と酸味のバランスもよく、香りは中米独特の
高原の風と果実香をあわせたような香りであり、
飽きない風味になっています。
ただ、やっと手に入れたこのニカラグアが私が
イメージする味になっていなくてこんなはずで
なかったとずっと思っていました。
それで、これは焼き方が違うと判断して、フルシティ
まで焼いてみました。
すると私のイメージのあの味がよみがえり、そう
そうこの味となりました。
豆の推奨はハイぐらいになっていますが、中米の
大概の豆はハイローストがベストとなっていて
何でもかんでも浅く煎って酸味と苦味のバランスを
とるように思われている感じです。
しかし、ニカラグアなどは深く煎って初めて
ストレートで味わえるコクとうまみが出ますが、
逆にホンジュラスなどは深く煎ると甘みが消えて
平坦な苦味しかありません。
中米の豆というのはひとくくりに語られる割に
香りもまちまちであり、浅く煎ったからといって
甘みが長持ちしないかと言えばそうではなく、
キューバなどは浅く煎っても寝かせると甘みが
深くなります。
そんな事を考えると今よく騒ぐ、農園名を前面に
出して、セールスする方法にどうしても不信感が
募ります。
というのは、じゃあ一般のSHBやSHGの豆とどの
位の違いがあるか差別化されているかというと
味で比べたらはるかに勝っていると言い切れない
物ばかりな感じがします。
ストレートの銘柄が4つぐらいしかない喫茶店でも
おっと思わせる味を出している店もあります。
まったく雑誌にも載らないそんな店が何十年も
同じスタイルでやっていることに尊敬を覚えます。
それは農園名などに踊ることなく、自分の店の
味をいつも出せる実力があるのです。
だから喫茶店めぐりも楽しいのです。
自分の足と舌で探し歩く楽しさです。
自分をいつもしっかり持つということはいつの時代
でも重要なことです。
これはコクも香りよく、チョコ風味も味わえ
ざらっとした後味もなく心地よい飲み心地です。
ところがあまり私の好きな農園が売りに出てなくて
やたらとCOEとか高いものばかりが出ています。
これは、私が求める味でなく、どちらかというと
ダテーラなどのブラジルの豆でコンテストとか
カップテスト85点以上の豆の味に似ています。
世の高級豆の範疇がみんなそんなミルキィで
深煎りにしてもしっかり味の残るものに流れて
いる事が想像できます。
中米から南米の産地の豆がみんな同じような
味になっていく中で、昔ながらの酸味のある
豆は段々求められなくなっているかのようです。
とはいえこのニカラグアの普通のSHGの豆は、
苦味と酸味のバランスもよく、香りは中米独特の
高原の風と果実香をあわせたような香りであり、
飽きない風味になっています。
ただ、やっと手に入れたこのニカラグアが私が
イメージする味になっていなくてこんなはずで
なかったとずっと思っていました。
それで、これは焼き方が違うと判断して、フルシティ
まで焼いてみました。
すると私のイメージのあの味がよみがえり、そう
そうこの味となりました。
豆の推奨はハイぐらいになっていますが、中米の
大概の豆はハイローストがベストとなっていて
何でもかんでも浅く煎って酸味と苦味のバランスを
とるように思われている感じです。
しかし、ニカラグアなどは深く煎って初めて
ストレートで味わえるコクとうまみが出ますが、
逆にホンジュラスなどは深く煎ると甘みが消えて
平坦な苦味しかありません。
中米の豆というのはひとくくりに語られる割に
香りもまちまちであり、浅く煎ったからといって
甘みが長持ちしないかと言えばそうではなく、
キューバなどは浅く煎っても寝かせると甘みが
深くなります。
そんな事を考えると今よく騒ぐ、農園名を前面に
出して、セールスする方法にどうしても不信感が
募ります。
というのは、じゃあ一般のSHBやSHGの豆とどの
位の違いがあるか差別化されているかというと
味で比べたらはるかに勝っていると言い切れない
物ばかりな感じがします。
ストレートの銘柄が4つぐらいしかない喫茶店でも
おっと思わせる味を出している店もあります。
まったく雑誌にも載らないそんな店が何十年も
同じスタイルでやっていることに尊敬を覚えます。
それは農園名などに踊ることなく、自分の店の
味をいつも出せる実力があるのです。
だから喫茶店めぐりも楽しいのです。
自分の足と舌で探し歩く楽しさです。
自分をいつもしっかり持つということはいつの時代
でも重要なことです。