King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ホンジュラスに寄せて

2011年01月15日 14時16分23秒 | 珈琲
ホンジュラスも深く煎ってみました。

これは最近知った豆で、珈琲じゃない様な
意外な肩透かしな豆です。

そして確かにあるほのかな甘みがうれしく
なる陽だまりの縁側のような珈琲です。

それをもっと深くしたらどんな味に変わるか
興味を持って煎り方を変えました。

ストレートでもブレンドでも使いやすい
豆で、これは有用な豆でお気に入りにした
豆なのですが、どうやらスィートスポットは
狭そうだぞと感じ出したのが実は誤りでした。

深く煎ると甘みが消えて苦いだけで平坦な
味になると前回書きましたが、今日になり
自分で淹れてみると甘みはしっかりとあり、
お茶の甘みのような陽だまり感はそのまま
でした。

これはケーキよりお饅頭の合う珈琲かもしれ
ません。

ブレンドにも非常に重宝でコロンビアのように
何にでも合いそうです。

コロンビアのように酸味を強調する役目より
甘みを印象付けてくれさらに味をこわさないで、
でしゃばらない豆なので一番強調させたい豆の
味を際立たせる使い方が可能です。

とはいえブレンドはやはり等分に混ぜて打ち消し
合うが原則であり、失敗しない方法だと今でも
思います。

下手に狙った味は失敗するばかりか、迷宮に
迷い込む元です。

この豆を使い出すと迷わないことで余計迷宮を
作るという不思議な失敗につながるかもしれません。

つまりは色々バリエーションが可能になって
しまうのです。

楽しい豆です。

午後にお友達が沢山集う時にはもってこいです。

安いですし。200g680円です
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