King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

夏の終わりに飲むパナマ

2013年08月23日 12時16分55秒 | 珈琲
昨日の夏の甲子園大会の決勝ですが、予選段階から
150Kを投げる投手やいろいろ注目される選手が報道
されていましたが、決勝で見る投手はどう見ても最後まで
勝ち残るだけの力やコントロールや球種がある風でも
圧倒的な力も感じないのが不思議でした。

優勝した群馬育英の投手も見る度顔は紅潮して消耗して
いるのは歴然で、球威も130Kがせいぜいであり、変化球
のキレがいいというほどのコントロールの定まりも感じません。

でも気が付くのは他の高校のようにエースで四番ではなく、
この投手は打つ方はからきしで、足も速そうではありません。

ですが、この大会での失点は極端に少なく、すごさを
感じさせないし、話題にもならないところが高校生の野球と
いう感じでした。

でも、ライブ放送で甲子園の決勝を見るというのも何年ぶり
のことでしょう。

これも今年の夏が特別暑く、結構昼間は暇な時間ができた
ということでしょう。

私自身もひきこもり、いつも出かけている夏の定番のところも
未だ行けていません。

今年の夏に気になったのは深煎りの夏定番の豆に対して
浅煎りの豆の夏に飲む意義です。

なぜ夏になるとみんな深煎りのアイス珈琲に走るのか。

そんなアイスに合う豆をいつも大量に焼いて提供していましたが、
浅煎りじゃなんでダメなんだろうという疑問も当然あり、最近は
浅煎りの中米豆をよく飲みます。

浅煎りだと刺激が少ないとか薄いとかいう観念の多い人のが
事実ですが、苦い珈琲にも甘味がつきものだという点は見逃され
ています。

深煎りの豆に求められる苦みも深くすることで消えるのは酸味であり、
実は甘味は消えないのです。

実際に世で飲まれる深煎り豆の味が無くなってスカスカのものが
実に多く、当店のような味であれば当然浅煎りの豆も夏に飲まれて
当然という結果が出てきます。

実際試飲してスノートップとパナマのバルマウンテンを買う人も
多くなっています。

そして、感じてもらいたいのはこのパナマの甘味だけではない
ところ。

これは夏のけだるい午後の蒸し暑さも消してくれるすがすがしさ
です。

多くの花の香りと果実香、様々な果実の味わいを夢のように
次々と味わせてくれるのです。

華やかさは酸味の独特のキレと味わい深い重層的なハーモニーで
リラックスモードを引き出してくれます。

夏の午後はパナマがお気に入りとなる人が増えています。
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体験して初めて知るの重要性

2013年08月23日 11時39分56秒 | 日々のこと
人間の観念というものは実に頑固で一度
凝り固まってしまうとなかなか取り除くことが
できないものです。

それは歳を取り、真実よりも観念で表向きを
信じていることが実に多いかということも最近よく
感じます。

そんな人たちにちょっと思い出してもらいたいのは
犬養毅も高橋是清もテロにより殺されたということ。

浜口雄幸がデフレで緊縮財政を敷いて、その後高橋是清に
よる財政改革で日本の景気は回復し財政も健全化へ向かい
出したが、現実にはテロにより本来向かうべき道は閉ざされ
という当時の状況とデフレで増税した橋本首相とその後、
小泉改革と異次元緩和の安倍首相と流れ的に似ている
のではということです。

戦後レジュームの脱却を目指す安倍さんと日米安保が時代の
変化により現実的でなくなった修正を目指したい米国と思惑は
一致しているようですが、国民は安倍さんがやりたがっている
ことが歴史認識、憲法改正、集団的自衛権の行使と導かれて
いるようすやブッシュ時代イラク空爆、アフガニスタン攻撃の際に
集団的自衛権行使が認められていたら自衛隊は間違いなく最前線に
真っ先に送られていたということなどを思うべきです。

世界が米の暴走に批判的であっても日本は異を唱えず、小泉さんは
自衛隊を非戦闘地域に送り出しました。

その時も集団的自衛権とか国際貢献とか中東と日本との外交的立場
などは二の次でした。

とにかくブッシュに言われたから正義でも自由のためともいえない
戦いに駆り出されたのです。

その後大量破壊兵器はなく、テロとの戦いとイラク、アフガンとの
関連性がないことなどが暴露されても日本の国際貢献の再評価
など話題にも上りません。

日本は信義に厚い民族だと自ら主張しますが、正義を重んじ
平和を求めるなら、いま日本がどんなものに加担しようとしているのか
もう一度検証し議論する必要があるのではないでしょうか。

この項続く。
コメント (1)
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