昨日仕事を終えて上里のウニクスまで車を飛ばし、最終回を
見てきました。
夏の終わりにド派手な映画を何も考えないで見たいという欲求と
ウルヴァリンの突如日本で撮ったという予告編などを見たら色々と
今年の夏見逃している映画が沢山あるなあと思いつつ、でも
やはりここはこれだろうとスタートレックにしました。
それにしても完全に映画とテレビでも映像ドラマの世界にJJ
エイブラムスに席巻されたという感じですが、何もスターウォーズ
やスタートレックといったもう動かせない世界観をどうしろという
のかというもともとおもしろいものをこんどはどうしろというのかと
いう無茶振りのようにも見えるし、もう巨匠というなまえだけで
OKということなのかとにかく一色になったという勢いは感じます。
それにしても、ハリウッドの新作がマンオブスティールなり
ローンレンジャーなり、とにかく昔のヒーローをやたらと繰り出して
とにかく今の技術で見せ場を作るという繰り返しに何か米国の
閉塞感を感じないでもありません。
オリバーリードにアメリカの歴史を実はこんなもんだと暴露され
その黒歴史ばかりの現実に正義と真実を激しく問われ出して
いる米の強く正しいアメリカへの希求がこういった昔のヒーローを
掘り出して米ってそんな悪くないと思わせたいのでしょう。
しかし、この日本にも昔からファンの多いSFですが、なぜ新作が
日本だけこうもこんなにずれて夏休みの終わりころにあわてて
やるようなことになったのでしょうか。
それにテレビで少し予告を流していましたが、他のハリウッド映画
のように主役から監督が総出でプロモーションをするのと大違い
です。
そもそもこの映画に日本で熱狂的なファンがいるスターが出ているか
というと疑問です。
この映画のプロモーターできたというベネディクト・カンバーバッチは
偶然あるテレビ番組で見かけました。
これは最近お気に入りのyouは何しに日本へというやつで、有名人
枠で出たのですが、この番組というのは目線が完全ミーハー目線で
スタッフの知的センスとか教養というものがTVマンってこんな程度の
世の中認知度で番組作ってそれが世論をさらに作っているとしたら
とうすら寒くなるような番組ですが、それに多くの歓迎の女性を集めた
成田空港でのシーンがあり、現れたのが彼だったのです。
スタートレック2のプロモーションできたということですが、映画の
情報はその時にはまるで出ませんでした。
私は、その時NHKのシャーロックホームズで主役やった人だと解り
ましたが、それが最大の悪役として登場するというのは他の情報から
しりました。
そもそもこのスタートレックシリーズはテレビシリーズの前の時代と
物語的には設定されており、役作りとかセリフ上の言い回しとか
テレビシリーズの世界観を壊さないように性格とかを出すように
行動や発言にかなりあらわれるのですが、新スポックの宇宙人感
のなさは異様なまでで、艦長の危うさや無鉄砲でいて人情に厚い
というところも若いというシャープさが出ていなくてこれもあまり
なじめません。
テレビで加藤だったパイロットは原作に近く光スールーとして今回
あまりアクションでのカッコよさや見せ場はなかったものの、顔は
フラッシュフォワードでなじみになり、その後の出世もめざましく、
演技に深みと安心感みたいな任せられるという感じがあるものの
日本人としてはこういった米社会に韓国勢の進出と浸透が甚だしい
というのは歓迎すべきものなのか警戒すべきことなのかと考えて
しまいます。
その他、サイモン・ペッグにしろ英国俳優とかこの映画にふさわしい
俳優陣がひしめいています。
中でもアバターのゾーイ・サルダナの演技はピーター・ウイラー
同様光ります。みんな顔を見ればあ、ロボコップとかホームズとか
他の役名が先に出てきますが、そのイメージを引きずることなく安心して
映画の世界に入れます。
その映画の世界ですが、現実のアメリカは米本土への同時多発テロに
対して、関係ないイラクへいきなり報復攻撃を仕掛けたり、アフガンに
侵攻したり、パキスタンで首謀者とされるビンラディンをいきなり射殺
するなど一番の軍事力を持つ国がとるべきものかというものですが、
それとは一線を画すようにテロの首謀者をとらえてしまうことから
追われることになってしまうという実に皮肉な正義と正当性を問う
ものになっています。
しかし、そんな深いところで進んでいる割に突っ込みどころは色々と
あり、SFとしてどうなのかという科学的にそうなったら楽しいという
ところがあまり進んでないのです。
攻撃方法が魚雷とか遺伝子操作した超人とか宇宙船が大型に
なれば強いというのも飛んだ時代錯誤なのではとたくさん出てきます。
カークの血がキリストのDNAみたいになっているのももしそんなものが
あれば戦争など起きないだろうというところも非常な違和感が湧きます。
まあそういう諸々の不都合はひとまず置いておいて楽しまないとなら
ないのがこういう作品です。
映像とかスピード感とか凶暴な異星人との戦いとかですが、でも
主役のでぶっとした感じとスポックのでぶっとした感じにはいらっと
させられるのは最後までありました。
見てきました。
夏の終わりにド派手な映画を何も考えないで見たいという欲求と
ウルヴァリンの突如日本で撮ったという予告編などを見たら色々と
今年の夏見逃している映画が沢山あるなあと思いつつ、でも
やはりここはこれだろうとスタートレックにしました。
それにしても完全に映画とテレビでも映像ドラマの世界にJJ
エイブラムスに席巻されたという感じですが、何もスターウォーズ
やスタートレックといったもう動かせない世界観をどうしろという
のかというもともとおもしろいものをこんどはどうしろというのかと
いう無茶振りのようにも見えるし、もう巨匠というなまえだけで
OKということなのかとにかく一色になったという勢いは感じます。
それにしても、ハリウッドの新作がマンオブスティールなり
ローンレンジャーなり、とにかく昔のヒーローをやたらと繰り出して
とにかく今の技術で見せ場を作るという繰り返しに何か米国の
閉塞感を感じないでもありません。
オリバーリードにアメリカの歴史を実はこんなもんだと暴露され
その黒歴史ばかりの現実に正義と真実を激しく問われ出して
いる米の強く正しいアメリカへの希求がこういった昔のヒーローを
掘り出して米ってそんな悪くないと思わせたいのでしょう。
しかし、この日本にも昔からファンの多いSFですが、なぜ新作が
日本だけこうもこんなにずれて夏休みの終わりころにあわてて
やるようなことになったのでしょうか。
それにテレビで少し予告を流していましたが、他のハリウッド映画
のように主役から監督が総出でプロモーションをするのと大違い
です。
そもそもこの映画に日本で熱狂的なファンがいるスターが出ているか
というと疑問です。
この映画のプロモーターできたというベネディクト・カンバーバッチは
偶然あるテレビ番組で見かけました。
これは最近お気に入りのyouは何しに日本へというやつで、有名人
枠で出たのですが、この番組というのは目線が完全ミーハー目線で
スタッフの知的センスとか教養というものがTVマンってこんな程度の
世の中認知度で番組作ってそれが世論をさらに作っているとしたら
とうすら寒くなるような番組ですが、それに多くの歓迎の女性を集めた
成田空港でのシーンがあり、現れたのが彼だったのです。
スタートレック2のプロモーションできたということですが、映画の
情報はその時にはまるで出ませんでした。
私は、その時NHKのシャーロックホームズで主役やった人だと解り
ましたが、それが最大の悪役として登場するというのは他の情報から
しりました。
そもそもこのスタートレックシリーズはテレビシリーズの前の時代と
物語的には設定されており、役作りとかセリフ上の言い回しとか
テレビシリーズの世界観を壊さないように性格とかを出すように
行動や発言にかなりあらわれるのですが、新スポックの宇宙人感
のなさは異様なまでで、艦長の危うさや無鉄砲でいて人情に厚い
というところも若いというシャープさが出ていなくてこれもあまり
なじめません。
テレビで加藤だったパイロットは原作に近く光スールーとして今回
あまりアクションでのカッコよさや見せ場はなかったものの、顔は
フラッシュフォワードでなじみになり、その後の出世もめざましく、
演技に深みと安心感みたいな任せられるという感じがあるものの
日本人としてはこういった米社会に韓国勢の進出と浸透が甚だしい
というのは歓迎すべきものなのか警戒すべきことなのかと考えて
しまいます。
その他、サイモン・ペッグにしろ英国俳優とかこの映画にふさわしい
俳優陣がひしめいています。
中でもアバターのゾーイ・サルダナの演技はピーター・ウイラー
同様光ります。みんな顔を見ればあ、ロボコップとかホームズとか
他の役名が先に出てきますが、そのイメージを引きずることなく安心して
映画の世界に入れます。
その映画の世界ですが、現実のアメリカは米本土への同時多発テロに
対して、関係ないイラクへいきなり報復攻撃を仕掛けたり、アフガンに
侵攻したり、パキスタンで首謀者とされるビンラディンをいきなり射殺
するなど一番の軍事力を持つ国がとるべきものかというものですが、
それとは一線を画すようにテロの首謀者をとらえてしまうことから
追われることになってしまうという実に皮肉な正義と正当性を問う
ものになっています。
しかし、そんな深いところで進んでいる割に突っ込みどころは色々と
あり、SFとしてどうなのかという科学的にそうなったら楽しいという
ところがあまり進んでないのです。
攻撃方法が魚雷とか遺伝子操作した超人とか宇宙船が大型に
なれば強いというのも飛んだ時代錯誤なのではとたくさん出てきます。
カークの血がキリストのDNAみたいになっているのももしそんなものが
あれば戦争など起きないだろうというところも非常な違和感が湧きます。
まあそういう諸々の不都合はひとまず置いておいて楽しまないとなら
ないのがこういう作品です。
映像とかスピード感とか凶暴な異星人との戦いとかですが、でも
主役のでぶっとした感じとスポックのでぶっとした感じにはいらっと
させられるのは最後までありました。