King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

祭りと集い

2013年08月19日 09時47分15秒 | 日々のこと
毎日どこかの花火の音が聞こえる秩父の夏。

大きな商店の閉店が衝撃を与えた今年の夏ですが、
市民生活にそれほどの変化もないようです。

かつては各商店街が元気で、七夕祭りも市民
各家庭の飾りがきれいに見られましたが、今は
そんな光景もなく、メディアに頼った町おこしなど
市民が知らない集客とイベントが行われるようです。

持続性とか本来の住民と祭りの関係などからすれば
各家庭が参加しなくなった七夕祭りと同様、これから
の人口減をどう対処していくかという面からも今の市の
対応と先の予測には疑問を持たざるを得ません。

各祭りの花火をみると年々良く続いていると思いますが、
かつてはこんな花火が上がる祭りはなく、どこから資金が
供給されているのかという感じもします。

昨日のNHKのTVで、縄文時代の遺跡が東北地方に点在
することを知りました。

4000年も前のイギリスのストーンヘンジと同じ年代のもので
居住地域とは離れた場所にこれだけの規模のものが作られて
いたということはそれだけ集団的に儀式や祭りなどが執り
行われていた証拠であり、縄文時代は竪穴式住居という
教育しか受けてこなかったものからすると日本の古代も
かなりの文化度と集約的な文明があったものと思われます。

これは世界遺産登録に向け新たなムーブメントになるかも
しれません。

秩父もジオパーク構想などあるようですが、他の地域に
比べると見た目のインパクトや規模に無理があるような印象て
古くから連綿と続く文明や知脈が起こった地であることは間違い
ないとしても全体的なアピールできるものや目玉となるべきもの
が自然となると人々が驚きとともに集まるようなものにはつながり
にくいと思います。

でも、今のアニメに頼っての集客も無理な感じだし、もっと市民
発信で人が集まりお互いに地域の魅力と人とのつながりが
実感できるものになればいいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする