昨日は一日雨がぽつぽつと降る日でした。夕方走り出すと
その降り方は段々強まり、雨を感じて走ることになりました。
これはこれでまた爽快な感じです。
今月の季節のブレンドは『颯々』です。
このさわやかな季節を堪能し、季節のブレンドで季節感を思いっきり感じて
いただきたいと今月からその実況に力を入れるとその時々の思いとブレンドの
持つ味わいをお伝えしています。
先日シャトレーゼでケーキを数種買い込み、その中でチーズケーキがある珈琲に
とても合うと感じました。商社のうりこみ文の中ではボディが足りないが砂糖を
入れない人にはちょうど良いというような文章があった豆です。
これはこの間中国と日本で漁船が海上保安庁の船に体当たりして問題になった時期
中国がレアアースの禁輸を決めた事件を思い起こさせます。さらにそれはオイルショックと
いう商店の棚からトイレットペーパーがなくなるという現象をどうしても思い起こさせるので
した。
日本は島国で資源に乏しく燃料も食料も輸入に頼っているという現実と一度紛争になると
あっという間にモノ不足になるという危機感を抱かせる現象でした。ただ、最近の認識と
してはそういった大衆を脅す手法は俄かに崩壊し、本当に恐怖すべきものは違うのではと
いう感じもします。石油が枯渇するという脅しは随分前からあるのですが、そもそも石油を
主燃料とするという政策転換は昭和の40年頃にされたことでそれまでは木材や石炭だった
わけです。石油の枯渇の前にガソリンエンジンの離脱を人々は考えだしていますし、先の
レアアースでさえ日本は他の手法を開発してその危機を回避しました。つまりはなくなったり
使えなくなったら今まで通り違うものにするか代替する方法があるのです。
しかし、人間は伝統とか古くから続くというものに弱く、なかなか習慣を変えられなかったり
前例踏襲から踏み出せなかったりするのです。
今回の譲位も戦後初の皇位継承という前例があるので前回の様に訴訟ラッシュになることも
なく、それに力を受けたのかやたらと儀式の内容が報道されその度、憲法に違反していない
とはいえ、そもそもその儀式について見直したり現世にふさわしくないとして取りやめても
それこそ憲法違反ではないし、むしろそうすべきなのではないかと思うことが多いのです。
天皇が政治発言をするのはいけませんが、天皇家の儀式とするのであればその内容とやり方は
伝統を踏まえつつ現代に即した内容でよいと思います。
儀式という事で今回は報道されていませんが、どこで採れたコメとかどこのだれが作った麻で
作られた服とかことごとく決められていて昔は何々衆とか作業する人足やらその素性から
決まりがあったのです。コメも御用田は各地にあり、前回は秋田と大分のコメということで
それは金で買って用意したとはしょりが用いられています。それなのに亀は甲羅で占うのは
外せなかったというのもやはりおかしいと感じてしまいます。
何らかの代替はなんにせよ可能なのです。
矢鱈と神格化したり権威を持たせようと利用されないようにしないといけないと感じるのでした。
さて、心地よさという事で今月のさわやかさと次々に咲く花々の香りと庭に訪れる鳥たちの
姿などそれに時には雨の中を走る心地よさなどこの季節ならではを感じそれをお伝えしていますが、
それらは皆簡単に皆さんも感じられることなのでぜひ実際に周りを見渡してあなたも実践して
見てください。