3：森美樹 『夜のひなた』

森美樹『夜のひなた』（講談社Ｆ文庫）
★★★★☆

現役ティーンズの頃、ティーンズハートというレーベルのことは
よく知らなかったのだけど、森さんの本だけはすべて持っていました。
文章の書き方がすごく好きだったのです。
何度も読みかえしました。
再び本を出されると知って、発売日に購入。読むのは二度目です。
独特の比喩と言葉のセンスに圧倒されます。
そして、ラム酒入りの紅茶だとかバナナのマフィンだとか、
出てくる食べ物や飲み物がとってもおいしそう。
せつないけれど恋っていいな、と思える一冊です。