金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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14:浅田次郎 『輪違屋糸里(下)』

2005-05-19 14:01:22 | 05 本の感想
浅田次郎『輪違屋糸里 下』(文藝春秋)
★★★★★

新撰組の芹沢暗殺までを、女たちの視点で描いた物語。
読んだあと、ずっと頭がぼんやりしてしまって、
うまく感想がまとまりません。
女であることの悲しさ、女の強さと誇り。
これを男性が書いているというのが興味深い。
平山の「おゆき」と、糸里の誇り高い決断に泣いてしまいました。
友だちが「影のヒーローは永倉と斎藤」と言っていたけれど、納得。
上巻とあわせて、もう一度読み返したいお話です。

コメント
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