金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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7:森博嗣 『工学部・水柿助教授の逡巡』

2005-05-10 13:43:58 | 05 本の感想
森博嗣『工学部・水柿助教授の逡巡』(幻冬社)
★★★★☆

シリーズ2作目。
うっかり通勤途中の電車内で読み始めてしまったので、
たいへん苦しい思いをしました。
笑いをこらえてぶるぶる震えていたので、
隣に座っていた人はさぞかし気味悪く思ったことだろう……。
ハリー・ポッターのパロディ「針掘太」の話のところで
笑いを抑えきれなくなり、読むのを中断。
家に帰ってから、思う存分笑いながら読みました。
このセンス、大好き。
著作が大量で、まだまだ読むのが追いつかない! というところも
うれしい。
大学時代、生協の本屋にいつも森氏の本が平積みされていて、
「うちの大学の教官に作家がいるらしい」
とは知っていたのだけど、当時はまるで興味がありませんでした。
在学中に読んでおかなかったことが悔やまれます。
講演会も行きたかったな。

コメント
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