宮部みゆき『とり残されて』(文春文庫)
★★★★☆
表題作が怖かった。子どもの幽霊って、なんだかそれだけで恐怖。
『死にぞこないの青』の感想でも書いたけれど、
小学生のとき先生との間に起こったできごとは、
大人になった今でも意外なほど鮮明に覚えている。
恨みとか怒りではない。無力感をともなう、もの悲しい記憶。
それを思うと、自分が子どもと接する仕事についていることに恐怖する。
基本的にファンタジーやSFは苦手なのだけれど、違和感なく読めました。
「たった一人」がおもしろかった。
★★★★☆
表題作が怖かった。子どもの幽霊って、なんだかそれだけで恐怖。
『死にぞこないの青』の感想でも書いたけれど、
小学生のとき先生との間に起こったできごとは、
大人になった今でも意外なほど鮮明に覚えている。
恨みとか怒りではない。無力感をともなう、もの悲しい記憶。
それを思うと、自分が子どもと接する仕事についていることに恐怖する。
基本的にファンタジーやSFは苦手なのだけれど、違和感なく読めました。
「たった一人」がおもしろかった。