金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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63:大崎善生 『孤独か、それに等しいもの』

2005-07-27 19:59:33 | 05 本の感想
大崎善生『孤独か、それに等しいもの』(角川書店)
★★★☆☆

短編集。
この人の本はしばらく読まないでおこう…と『ロックン・ロール』で
決意したのだけど、いっしょに借りてきちゃったので。

びっくりした。
『パイロット・フィッシュ』ではじめて知ったと思っていたのだけど、
それより前に、この本に入っている「ソウルケージ」という話を
それとは知らずに読んだことがあったのでした。
「八月の傾斜」「孤独か、それに等しいもの」が比較的好きです。
いつも気になっている、例の妄想めいた部分は、今回はほとんどなし。
女性が主人公だと、割とかわいた冷静さを感じる。

コメント
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