乃南アサ『6月19日の花嫁』(新潮文庫)
★★★★☆
いわゆる記憶喪失ミステリーなのだけど、謎が謎を呼び、
飽きさせない展開に始終どきどき。
最後の恋人との馴れ初めのようなものが一切なかったので、
主人公の記憶はつながったはずなのに、
どうにも不完全な印象がぬぐえませんでした。おしい。
三回はないだろう、三回は・・・と非現実的ではあるのだけど、
ロマンチックな面もあって読後感はたいへんよいです。
戦うヒロインがたくましくて好感が持てる。
あと、自分のこと名前で呼ぶ女の子って、絶対同性にきらわれる。
★★★★☆
いわゆる記憶喪失ミステリーなのだけど、謎が謎を呼び、
飽きさせない展開に始終どきどき。
最後の恋人との馴れ初めのようなものが一切なかったので、
主人公の記憶はつながったはずなのに、
どうにも不完全な印象がぬぐえませんでした。おしい。
三回はないだろう、三回は・・・と非現実的ではあるのだけど、
ロマンチックな面もあって読後感はたいへんよいです。
戦うヒロインがたくましくて好感が持てる。
あと、自分のこと名前で呼ぶ女の子って、絶対同性にきらわれる。