映画『冬の小鳥 [DVD]
』（ウニー・ルコント監督）★★★☆☆
大好きな父と二人、買い物に行って新しい服と靴を買いそろえてもらい、
外で食事をして楽しい時間を過ごした翌日、
孤児院へ連れていかれて置き去りにされた９歳のジニ。
父に捨てられたのだという現実を受け入れられず、
孤児院を自分の居場所だと受け入れられないまま
孤児院の子供たちとも打ち解けないジニだったが……
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韓国映画。
ふてくされたジニの態度に
「このガキ……！」
と思う場面が何度かあったのだが、孤児院に入れられた理由がわかって
ふてくされるのも無理ないよね……と思う。
孤児院に連れてこられたのは、「父ひとりじゃ育てられないから」だと
思っていたら、父の再婚相手の産んだ赤ん坊に危害を加えたと
誤解されたためなのだった。
冒頭の、父と二人で過ごしていたときのジニの幸せそうな表情が
あわれを誘う。
ストーリーとしてはハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、
全編にもの悲しさが漂う。
年上の女の子と仲良くなって、二人一緒に行動しているときの
ジニはかわいかったなあ。
