金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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NHK大河「平清盛」レビュー32

2012-08-19 20:58:03 | NHK大河「平清盛」レビュー
【今日のMVP】

宗盛「盛国、なんとかせよ!」

なんとかしちゃうハイスペックすぎる元漁師。
不老不死のアイドルを使って、急遽ライブをプロデュース。

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今日の「清盛」は、

①ポエマー頼朝、父親ゆずりの手の速さで伊東祐親の娘を孕ませる

②後白河、お前、清盛に構ってほしいだけだろ!

③さすが松田聖子、光で飛ばして歳取らぬ

の3本立て!

忠盛の時代から変わらぬ麻呂たち……
「清盛」界の麻呂たちは、もれなくDNAにイジメ機能を搭載。
武士として初めて大納言の地位についた清盛は、
基房&兼実に妨害され、なかなか政治に携わらせてもらえないのであった。
(特に兼実はイヤ~な感じがよく出てる!)
そのうえ、後ろ盾になっていた娘婿の基実がロリ妻を残して急死し、
アンチ清盛の基房(細川茂樹だと気付かなかった!)が
氏長者になり、平家一門は大ピンチ。
結局、藤原家家令の入れ知恵で、基実の所領を盛子に相続させて
その財力で一門を支えてピンチを乗り切り、
滋子の産んだ憲仁の後ろ盾となった清盛は
内大臣に上ることになる。

そんな中、五節の会が催されることになり、清盛は摂関家へ対抗するため、
極上の舞を献上するよう重盛・宗盛に命じる。
息子たちは舞姫を手配するが、兼実の嫌がらせで、舞の要となる
一の舞姫が追い返されてしまうのであった。
相変わらずの構ってちゃんぶりを発揮した後白河にからまれる清盛。
藤原家家令の入れ知恵も、憲仁を盛り立てようとする
後白河の策略であったことを知らされ、清盛は衝撃を受ける。
そこへ一の舞姫の代わりに祇園女御(乙前)が久々の登場。
もうかなりのばあさんのはずだが、松田聖子なのでしっかりアンチエイジング!
アイドルは歳をとりませんの!
彼女の歌うテーマソングに励まされた清盛は、
改めて後白河にケンカを売り、構ってちゃんを満足させるのであった。

そしてラストの鬱展開。
八重姫が子どもを産み、ようやく幸せモードに切り替わった頼朝だが、
そこへ祐親パパが帰宅。
祐親は都でお笑いキャラになりかけてたのに、孫を抱いたまま逃走、
孫を殺害してしまうのであった。
結末は知ってたけど、暗い気分にさせられたわ~
赤ちゃん、目なんかぱっちり開いて可愛いさかりなだけに
もうズーンと来た
しかし「我が子を殺したのは清盛」っていうのはちょっと違うよね。

次回は「親父にまだ隠し子がいた」の巻?
牛若も登場らしいね。

【その他いろいろ】

・弟にも負けてる宗盛……

・憲仁、前回はものすごくかわいく見えたのだけど、
 今回はそうでもないような?

・盛国にまで「流罪になっても懲りないね」とあきれられる
 チンピラ時忠。
コメント (2)
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