金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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NHK大河「平清盛」レビュー33

2012-08-26 20:49:06 | NHK大河「平清盛」レビュー
【今日の重盛】

「うちの子たち、可愛いでしょ」なドヤ顔。

清盛の病気よりもなによりも、予告の
「そなたが棟梁となれ」
に心乱される。
頑張れ重盛!

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今日の「清盛」は、

① 早くも痴呆が始まっているおじいちゃんのお誕生日会。
 途中から、視聴者の大半が優劣を理解できないであろう
 摂関家vs平家による「俺たちすげーだろ!」対決に。
  解説は経盛&経子の経経コンビでお送りします。

② 熊男の襲来。
  田舎者が和歌の名人=古文に頻出のギャップ萌え演出。

③ えっ、ここで奇跡!?

の3本立て!

平家の栄華を描きつつ、不穏な気配もちらつかせるつなぎ回。

誕生日会にプレゼントも持たずにやってきてケンカをふっかけ、
「こんなことで騙されると思うなよ!」
と捨て台詞を吐く摂関家の2人。
ネチネチタイプかと思いきや、取り巻きも連れず、
2人で特攻かけるあたり、意外にストレート。
しかし、厳島神社のビフォアー&アフター構想でK.O.される……
というのが今日のお話。

意外に野心家な以仁王が八条院と後白河のもとへやってきて、
「俺のほうが帝にふさわしいと思うんですけどー!」
とか言ったり、清盛の誕生日会の前にやってきた頼政と仲綱が
平家の邸で不用心きわまりない会話をしたり、
牛若が出てきたりして、
ああ、もうこんな時期に突入してしまったのね……
と遠い目になっちゃう要素がてんこ盛り。

しかしラスト、廃人のようになった頼朝を見ながら、時政が
「平相国様の仕業にございます」 
と言ったのはさすがに言いがかりだと思った。
清盛、なんにもしてないよ!

【その他いろいろ】

・滋子のブラック化。やはり時忠の妹だった。

・小兎丸。名前も可愛い。

・存在をスルーされる恐怖におびえる経盛。
 時忠に「こんなに目立つ機会、もうないよ!」とまで
 言われる空気キャラ。 

・「口の悪さは天下一品」
 盛国、ほんとは時忠のこと嫌いだろ?

・いつのまにか再婚していた常盤。

・「お題は恋
 時子のぶれない「源氏物語」脳。
コメント (2)
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