金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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101:有川浩 『図書館危機 図書館戦争シリーズ〈3〉』

2012-08-23 07:49:37 | 12 本の感想
有川浩『図書館危機 図書館戦争シリーズ3』(角川文庫)
★★★★☆

これも読了してからずいぶん時間がたっているので、
記憶があまりない……

痴漢対策と昇進試験、禁止用語をめぐる騒動と、
茨城県展での攻防の4本立て。
「ねじれたコトバ」はこの作品のテーマを
象徴しているような話。

「なぜそこで戦闘になる!?」
と展開上の違和感はいまだに拭い去れないのだが、
勢いで読まされてしまう。
組織間、派閥間のパワーゲームがおもしろい。
はっきり恋愛をとる前の、同期3人の関係もいい。
そして稲嶺司令のかっこよさ!


コメント
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