金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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大河ドラマ『いだてん』#22

2019-06-09 20:18:18 | 大河ドラマ「いだてん」
「パパ」はヤバいよ、パパは……

女学生に「パパ」と呼ばれる四三。
現代なら大きな誤解を招きそう……!

おまけに
「人見くん、脚ば見せなさい」
事案発生!
女学生の脱いだ靴下を持ってるのもヤバい。

生徒が人前で靴下を脱いだことが問題になり、
四三が学校を辞めさせられそう→
生徒たちが立てこもって抗議、という
朝ドラみたいな展開になったところで「つづく」。
来週は関東大震災か~……

靴下脱いだだけで文部省を動かす騒ぎになるなんて、
本当に面倒なことだ。
長い間、このばかばかしさと闘ってきた女の人たちがいて、
そのうえで今があるんだなあ。

【その他いろいろ】

・野口くん、雑誌を発行するも
 女生徒たちにはスルーされ不憫。

・トクヨ先生、野口に妻子がいると知ったらしい。
 新しい学校の創設にあたり、
 頭を剃ったとのことだが……なぜ剃る必要が??

・女武芸者みたいなプレーヤー来た!!
 人見絹枝。

・シマちゃんの赤ちゃん、めちゃ可愛い。

・美川、「怪しげな露天商」として
 女子学生のブロマイド売ってた。
 四三のクビ騒動はお前のせいじゃないか!!
 どこまで落ちていくのだろう……。

・新たなあだ名「ばってん男」
コメント (3)
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81:千早茜 『西洋菓子店プティ・フール』

2019-06-09 19:49:56 | 19 本の感想
千早茜『西洋菓子店プティ・フール』(文藝春秋)
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

下町の西洋菓子店を舞台にしたキュートな連作短編集
下町の西洋菓子店の頑固職人のじいちゃんと、
その孫であり弟子であるパティシエールの亜樹。
甘やかで、ときにほろ苦い連作短編集。

フランス菓子作りを修業したパティシエールの亜樹は、
菓子職人の祖父のもと、下町の西洋菓子店「プティ・フール」で働く。
女ともだち、恋人、仕事仲間、そして店の常連たち――
店を訪れる人々が抱えるさまざまな事情と、
それぞれの変化を描く連作短編集。
巻末にパティシエール・岩柳麻子との対談を収録。

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単行本版の水色の表紙が素敵だなあと思って
手に取った本。

「キュート」ではないね。
静かで、ほんのりセクシーでほろ苦い。
文句をつけるところがひとつもないくらい、好みだった!

続編で掘り下げる要素はあるだろうけれど、
個人的な希望としては、これ一冊で完結してほしい。
「どういうこと?」「どうなるの?」という気持ちはあるけれど、
その「もう少し知りたい」状態をこのままにしてほしい気分。



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