金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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現在、記事の整理中。

大河ドラマ『いだてん』#23

2019-06-16 20:30:50 | 大河ドラマ「いだてん」
「ストライキやめろ!
 金栗をクビにしろ!」
と学校に乗り込んできた富江のお父さん。
シマちゃんが機転を利かせて
娘とのかけっこ勝負に持ち込む。
「町内会のリレーでアンカーを走ったことがある!」
と威張るお父さんがカワイイ。

スポーツがもとで起こったトラブルを
スポーツで解決する、いい展開だなあ!

と思ったのに!

思ったのに!!

関東大震災が起こるのは予告からわかってたけど、
シマちゃんが亡くなってしまうとは思わなかった……

遺体が見つからないから、後でひょっこり登場するんだろう、
と希望を持たせておいて、
五りんのおばあちゃんだったことを明かすことで、
やはり亡くなってしまったことを知らせるという酷な展開。

清さん生きてた、よかったよ~!
小梅は……?
触れられていないところを見ると、心配になっちゃうけど、
どうだろう……。

【その他いろいろ】

・関東大震災の際の朝鮮人虐殺、
 このドラマではスルーするかと思ったけど、
 ほのめかしてはいた。
 スルーもせず、がっつりも描かず、
 昨今の状況を考えるといい塩梅だったんじゃないだろうか。

・富江のお父さんが震災に際し、
 医者として人々を助ける姿を描き、
 フォローしてるのはよかった。
 流言飛語についても冷静に対処していたし。

・朝太、震災のときくらいいいとこ見せるかと思いきや、
 クズの中のクズっぷりを発揮。
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87-88:横山まさみち・今東光 『奥州藤原四代』全3巻

2019-06-16 19:51:38 | 19 本の感想
横山まさみち(漫画)・今東光(原作)『奥州藤原四代 大合本 全3巻収録
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

【全3巻収録】平安の御世に黄金の都と呼ばれた平泉―――。
それまで未開の地だった東北で、
京の都に劣らぬ黄金文化を花開かせた
清衡、基衡、秀衡、泰衡ら、奥州藤原四代の物語。
前九年の役に始まる奥州藤原氏の活躍を、
直木賞作家・今東光の原作で、
歴史漫画の巨匠・横山まさみちが描く!
東北の成り立ちに思いを馳せる良書。

*********************************************

今東光氏って、中尊寺の貫主だったんだ……。

原作の『蒼き蝦夷の血』は学生のころに読んだはず。
「~なる気がしてならない」みたいな
未来人的セリフは気になるものの、
歴史から離れて久しいけれど、こういうのを読むと
やっぱりわくわくしちゃうし、
もっと「知りたい!」という知識欲も出てきてしまう。

佐藤季春がいっぱい出てきてうれしい。
3巻は義経で尺を取りすぎじゃないだろうか。
泰衡の描き方も、本当に三十年以上前の
「昔のもの」という感じだった。

惟常の子を海に投げた「女将軍」は、
インパクトのわりに即刻退場となって、
ストーリー上必要に思えなかったんだけど、
こういう伝承が地元にあったのかなあ。

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83-86:最近読んだ本(ほぼ記録のみ)

2019-06-16 19:50:45 | 19 本の感想
カミムラ晋作・鍛冶恵『まんがでわかる! 元気が出る睡眠
この絵柄、よく見かけるなあ。

「睡眠は90分単位で」とか「睡眠のゴールデンタイム」は
かなり昔から言われていたことだけど、事実ではないらしい。
わたしも、そういえば自然と目覚めるときって5.5時間睡眠だわ。



伊藤勇司『片づけ心理マジック
ちょっとだけやる気になった。


竹内清文『8割捨てればうまくいく! 人生を変えるガラクタ整理法』(PHP研究所)
蔵書整理のため、再読。



雑誌『月刊MdN 2018年1月号(特集:読めない文字。読みたい文字。—文字がグラフィクス化する時代)
デザインとしてはおもしろいけど、
パッと見て何が書いてあるのかわからない文字は
見ててイライラしちゃう。


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