金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

91-96:最近読んだ漫画&本

2021-04-16 23:29:18 | 21 本の感想
藤本タツキ『チェンソーマン 10  ・11』

第一部完。
最後の方、もう何が何だかよくわからなくて
ついていけなかったんだけど、それでも
「なんかすごい」と思わせる勢い。
終盤、マキマさんをどうするかって部分、
先にネタバレ見ちゃったので衝撃はなかったんだけど、
事前情報なしで読んでたらトラウマ級だよ。



爵位やら領地やらを持っている人が、
愛憎によって反旗を翻すの、
「そんなことで!?」って思っちゃうんだけど、
結局人を動かすのって感情だよな~。



たまに読み返すと楽しい。



いつも家や身なりをきれいにしてるってすごいことだ。



重い鞄・服がしんどい、とわたしも最近特に感じる。


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90:瀬尾まいこ『傑作はまだ』

2021-04-16 23:06:32 | 21 本の感想
瀬尾まいこ『傑作はまだ
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

2019年本屋大賞受賞作家・瀬尾まいこの最新作
大切な人にあいたくなる、
最高のハートフルストーリー!

引きこもりの作家・加賀野の元へ、
生まれてから一度も会ったことのない
25歳の息子・智が突然訪ねてきた。
戸惑う加賀野だが、「しばらく住ませて」と言う
智に押し切られ、初対面の息子と同居生活を送ることに――。
孤独で世間知らずな父と、
近所付き合いも完璧にこなす健やかすぎる息子、
“血のつながり"しかない二人は家族になれるのか? 
大切な人に会いたくなる、
最高のハートフルストーリー!

*************************************

先輩から借りた本。

久々の瀬尾まいこ。

ひきこもり作家である主人公と息子のやりとりが可笑しく、
何度も吹きだしてしまった。
「実は自分の息子じゃなかった」とか
「難病におかされていてもうすぐ死ぬ」とか、
そういう展開になるんじゃないかと思っていたんだけど、
まぶしいくらいに優しく平和な話だ。
きれいすぎる、優しすぎると、思わなくもないけれど、
その点で批判するのはお門違いというもの。
作中に述べられていたように、ご都合主義に思えるくらい
親切な人は世に多くいる、という話なのだから。
なんだかんだで優しい世界で終わるほうが読後感がよく
わたしも好きなのだと思う。

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