2021年の映画㉘『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(字幕版)』(オリヴィア・ワイルド監督)
★★★☆☆3.5
【シネマトゥデイのあらすじ】
親友同士で成績優秀な女子高生エイミー(ケイトリン・デヴァー)と
モリー(ビーニー・フェルドスタイン)は、
卒業式前日、遊び放題だったクラスメートが
レベルの高い進路を決めていることを知って衝撃を受ける。
二人は勉強一筋で青春を犠牲にしてきたことを後悔し、
残り少ない学園生活を謳歌(おうか)すべく
卒業パーティーに繰り出すことを決意。
そんな二人の波乱の一夜が幕を開ける。
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視聴後に「booksmart」の意味を調べたところ、
「学校の勉強ができる賢い人」「ガリ勉」というような
意味だそう。
真面目に勉強一筋で頑張ってきたのに、
遊んでいた同級生達が自分と同じ大学に進学を決めていたり、
Google に就職することになっていたりで衝撃を受けるモリー。
自分のよりどころだったものが、
実は他人も持っているものだった、とわかって
ショックを受ける気持ち、わかるわ~。
ここで青春を取り戻すべく、陽キャのパーティに
乗り込もうとするモリー、すごいな……。
彼女、おばさん体型で、明らかに陽キャから
馬鹿にされるタイプなんだよ。
私だったら、
「なじめないし、絶対楽しくない!」
と思って、行くという発想すら持たなかったと思う。
優秀だという確固たる自覚と自信があると、
排除されるかもしれないとすら思わないのね……・
乗り込む前とその後の過程で、親しくなかった同級生達と交流し、
意外な一面を見たり、親しくなったり。
ティーンエイジャー の悪ぶった下ネタとか、
同性同士のエロシーンとかあるので
好き嫌いは分かれそうだけど、
青春といった感じの一夜がまぶしい。