中島義道『私の嫌いな10の人びと』 (新潮文庫)
★★★★☆
単行本の帯の文句は、
『「いい人」の鈍感さが我慢できない』。
笑顔の絶えない人、常に感謝の気持ちを忘れない人、
みんなの喜ぶ顔が見たい人、いつも前向きに生きている人…etc
世間で一般に好ましいと思われる「いい人」を、
「戦う哲学者」中島義道がばっさりと斬る!
これまでにこの人の著作は仕事で何冊か読んでいるのだけど、
本当におもしろいなあ。
絵にかいたような変人、偏屈学者!
ほとばしる怒りのエネルギー!
それでいて中原中也の詩に涙したり
V6の岡田くんの美貌をほめたたえたりと
チャーミングな一面もあり、ユーモアも忘れない。
ほかの先生が書いた「はなむけの言葉」の文末にすべて
「どうせ死んでしまうのですが」をつけるという修正に
大爆笑。
★★★★☆
単行本の帯の文句は、
『「いい人」の鈍感さが我慢できない』。
笑顔の絶えない人、常に感謝の気持ちを忘れない人、
みんなの喜ぶ顔が見たい人、いつも前向きに生きている人…etc
世間で一般に好ましいと思われる「いい人」を、
「戦う哲学者」中島義道がばっさりと斬る!
これまでにこの人の著作は仕事で何冊か読んでいるのだけど、
本当におもしろいなあ。
絵にかいたような変人、偏屈学者!
ほとばしる怒りのエネルギー!
それでいて中原中也の詩に涙したり
V6の岡田くんの美貌をほめたたえたりと
チャーミングな一面もあり、ユーモアも忘れない。
ほかの先生が書いた「はなむけの言葉」の文末にすべて
「どうせ死んでしまうのですが」をつけるという修正に
大爆笑。